解決済み
長男が理系の大学院卒です。 理系の場合は主に4年間は基礎的な学問を受けますが、専門的な研究分野ではどうしても大学院に進学するしか ありません。 何故なら、理系企業は先端分野での競争が激しく専門的な研究能力のある学生を求めるのです。 しかも研究室には社会で、名の通った教授の元で学問が学べますので企業からすれば、実力に見合う学生を 要求するのは筋が通っており就職に有利です。 次男は、文系の大学生で、今年国家公務員に内定しました。 文系の場合、大学院は法学部ですと弁護士を目指す学生が多いのですが、確かに専門的な学問は身に着けますが、 文系の学生を求める会社では基礎学問程度で人間的にコミュニケーション能力を求める場合が多いのです。 理屈で仕事が取れる訳では、ありませんので企業からは敬遠されるのです。 従って次男も公務員試験と言えども人間性が強く求められるなあと感想を漏らしていました。
理系は、研究テーマの中で「当事者」となって経験を積みます。 研究対象物を実際に作ったり、自分で実験したりして、 自分が出した「実際のデータ」を元に論文をまとめます。 研究室での実践経験が、学部卒は1年間だけですが、 大学院卒(修士)は3年間になります。 企業はその「当事者としての実践経験」を評価します。 新卒の未経験者を雇うのではなく、経験者を雇うのに 近い扱いです。 文系は、研究テーマの外から「傍観者」「第三者」の立場で 研究をします。机上の議論で、実践に基づいていません。 例えば、経営学の大学院に行っても、経営についての知識と 理解が深まるだけで、実際に経営を経験する訳ではありません。 企業からすると、学部卒も大学院卒も、未経験者を雇うことに 変わりありませんから、別段、評価が上がりません。 それどころか、「論評能力だけが磨かれた傍観者」とか 「経験もないのに理想ばかり言うインテリ」といったイメージで、 「文系院卒=扱いにくい人材」として敬遠するところもあります。
そういうわけでもないです 理系の場合、理学部・工学部等であれば就職実績(就職先・職種)は学部卒と院卒でほとんど同じです。 院卒だと新卒就職のチャンスが2回あるというだけです ただ、研究所等ですと修士以上しか採用しないこともあり、学部卒の研究職もいないわけではないですが実際肩身がせまいという話は聞きます。 文系の場合、専門性が活かせる就職というのが少ないのでどうしても若いほうが有利になる、あるいは絶対数で学部卒が多いためそうなりますね。例えば東大文系院卒は就職しづらい、と言う話があるぐらいです。 採用側が自分より高学歴だと敬遠する傾向があったりするのと、院卒は使いづらいという経験があったりする場合がありえます というわけで、人によっていろいろですので一概には言えませんが そもそも就職のために大学に行くとか院に進学するしないというのはいかがなものかと言えなくもなく 自分の人生設計、自分のポリシーを明確にして妥協ということではなく将来を見据えて決めたらいいのではないでしょうか
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