解決済み
今、信州大学医学部に通っている3年生です。将来の就職先で迷っています。 自分の地元は鳥取県です。将来は長野か鳥取どちらで働くか迷っています。。 この2県以外で働く気は一切ありません。それぞれの自分の中での長所短所ですが、 長野で働くメリットは大学と同じ場所なので、先輩、友達には困らない所。研修病院が多いところ。松本という土地がすきなところ。 デメリットは実家(父親も医者で鳥取で働いている)に心配をかける。 鳥取で働くメリットは親父といつの日か開業できる。自分の将来の夢は親父と一緒に開業です。 デメリットは研修病院が少ない、田舎すぎる。僕は松本のような利便性のある地方都市が好きです。 つい先日、長野の研修病院の説明会に行って大体の感じは掴めたのですが、それぞれ長所ばかりを説明してくる感じで、質問しても最終的には、ここはおすすめだよ〜みたいな感じでした。 ぼくが迷う理由はもう一点ありまして、来年から月10万の返済不要の奨学金を頂こうかなと考えています。4人兄弟で3人が大学生で親の負担が大きすぎるからです。 そして長野、鳥取両方からこの奨学金は出ているのですが、もらった年数分、その地で働き、更に研修も受けなくてはなりません。第2種の奨学金は今も借りているのですが、来年打ち切る予定です。さすがに借金をこれ以上背負うのは怖いです。 僕と同じような境遇な人、現在医師である人、医大生などの方々アドバイスをお願いします。
奨学金ですが、所得税法第9条で非課税とされる所得が列挙されており、その第15項に「学資に充てるため給付される金品(給与その他対価の性質を有するものを除く。)及び扶養義務者相互間において扶養義務を履行するため給付される金品」が挙げられています。 地域医療医師奨学金(一般貸与奨学金)制度の返済免除は、これに該当すると思われますから、債務免除のときに所得税が課税されることはないと思われます。
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返済不要の奨学金は、額によって、贈与とみなされることがあります。 この額というのは、判例的には「学費相当」が基準のようです。 月10万円では、大学の学費以上の支給を受けていることになりますから、場合によって贈与税の支払いの対象となり得ます。 奨学金を返さなくても良い分、お得だと思ったら、返済不要と決定の後、贈与とみなされ、多額の税金を請求されて後悔するのでは、悲劇です。 奨学金申請の前に、きちんとこの点を明らかにしておく必要があるでしょうね。 返済の必要な奨学金のほうが安全ですよ。 補足 名古屋国税庁見解より 『所得税法第9条第1項第15号では、学資に充てるため給付される金品(以下「学資金」といいます。)は非課税とされていますが、学資金であっても、給与その他対価の性質を有するものは、非課税の対象から除くと規定されています。 また、市販されている書籍では、学生に対し卒業後自社に勤務することを条件に奨学金を無利息で貸与し、一定期間勤務すればその返済を免除する場合の課税関係について、将来の雇用を条件として支給するものは、給与その他対価の性質を有するものと認められるので非課税の学資金には該当しないとされています。 すなわち、学資金の返還免除に係る経済的利益が所得税法第9条第1項第15号に規定する学資に充てるため給付される金品として非課税となるかどうかは、給与その他対価の性質を有するか否かにより判断することとなると考えます』 その奨学金が「奨学金」として妥当か、実質給与の性質を持っている見なされるかは、条件によって異なります。 県の行っている奨学金であれば、無条件に非課税ではありませんのでご注意ください。 「大阪国税局」は、医学生等への修学資金貸与制度における返済免除された修学金等は、医学生等の所得税の課税対象に当たることを文書回答で明らかにしています。 今のところ、めだった動きはありませんが(あまり想定していなかったんでしょう)、千葉県、滋賀県でも「課税」の判断が下されています。 自分の受ける返済不要の奨学金は、非課税となるか、きちんと調べておくことは必要でしょうね。 最終的な判断は所轄の国税となります。
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