解決済み
「行政書士の開業はやめたほうがいい」 基本的にそういう見方は正しかったと思います。 行政書士の職域に政府が作った公益法人や、民間の企業がかなりの割合で合法的に入り込んできているので、実質的に職域は狭くなっているんだそうです。また、行政書士会という存在にも疑問を投げかけています。 まだ行政書士試験にも合格していないぼくが言うのもなんですが、行政書士の登録料は高額だと思います。 神奈川県の行政書士会の入会金は15万円、東京都行政書士会の入会金は20万円となっています。 また、手数料や会費で初期段階でプラス3万円前後になります。 書士会側から見れば、これは結構な収入であることは間違いありません。 もちろん、行政書士として登録した後に行政書士一本で成功する人もいます。しかし、すでに確立した領域もありますし、「専業で1000万以上稼いでいる」というウラには、一方で予備校や不動産関係の事業を経営している人もいるそうです。つまり、本業ではいくら稼いでいるのか不明だということです。 そういった影響で新規に開業するような末端の会員はコロコロ変わっているのが現状だそうです。 つまり書士会は多額の入会金を払う会員を食い物にしているマルチ商法そのものではないか、ということです。 このサイトでは、行政書士という職業は国家ぐるみの資格商法ではないかとも言っています。 僕はそのような発想は持っていませんでしたし、行政書士に対してクリーンなイメージしか抱いていなかったので、内容的には驚きましたが、「確かに一理ある、いや的を射ている」と感じました。 説得力があって興味深い内容でした。 「キレイゴトではやっていけない」と漠然と思っていましたが、シビアな現状なのだなと痛感しました。 あなたは行政書士試験に合格して、すぐにとはいかないまでも、半年~数年間の準備期間をおいて開業した行政書士事務所が開業3年目に凡そどうなっているかをご存知でしょうか? 皆さん年収1000万ぐらい稼いでいると思いますか? 中には1億ぐらい稼いでいるやり手の行政書士になっているとお思いすか? それとも会社員と同じように年収500万~700万ぐらいだと思いますか? 開業に胸を膨らませて、「一国一城の主として頑張っていくぞ!」とか、「稼ぐ行政書士になるぞ!」とか思って開業されたはずですよね? なのに、残念ながら開業3年後の廃業率はなんと90%ぐらい。 10人中9人が行政書士としてメシが食えないのです。 予備校や通信講座の謳い文句と甚だ乖離した世界ですが、これが真実の事実。 どうです?? 行政書士試験に合格して、事務所を開けば先生として活躍できる予定がこのザマ!! コンビニでバイトでもやっている方が確実にお金になるはずです。 スーツの胸にコスモスのバッチをつけていても、そんなモノ誰も知りませんし、仕事がない、収入がない事務所にいるだけのおっさんを100人中100人が不気味がりはしても、先生などと呼ぶことは100%ないと思います。 毎月の生活費を稼ぐために夜間のガードマンにでもなるのがオチです。 いやいや、夜間のガードマンにも採用されないかもしれません。 昼間はスーツを着て胸にコスモスのバッチをつけて椅子に座っていても、ホームページからも、ブログからも 仕事の依頼もなく、メールマガジンを出したくても出すためのメルアドすらない! これが実態です。 月に数万にもならない報酬で、月に数十万するランニングコストを抱えて3年間辛抱して、残ったのは借金だけなどと言うようになる可能性が大です。 笑えません。 本当に笑えません。
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法務事務所に勤務する者です。 行政書士の資格は簡単とおっしゃっている方もいますが、思っている以上に難関と思います。 安易に考えると痛い目に遭うと思います。 しかし、頑張れば必ず合格できる試験です。 また開業しないと意味のない資格です。 自宅の一室で、とりあえず机と電話があれば開業できます。 初期投資は比較的少なく業種だと思います。
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行政書士の資格で就職や転職が有利になるかというと、 そんなこともなさそうだ。 小規模な場合がほとんどである行政書士事務所の求人は期待できない。 また行政書士は試験に受かるだけでなく登録しなければ活動できないので、 一般企業にも切実なニーズがない。 「取っただけ」行政書士、実は試験に受かっただけのただの人、になりかねない。 行政書士は、開業ノウハウを売ることがビジネスとして成り立っている 唯一の士業ではないかということです。 それは、資格試験が実務からかけ離れた内容だからでもありますが、 開業者も業務のみでは充分な収入を確保できないからでもあります。 要するに、ここでは開業希望者と(一部の)開業者双方の欲求が一致しているわけですが、 それだけにノウハウ・情報の信頼性には、疑問を禁じ得ません。 顧客開拓の手法も怪しげな話ばかりです。電話帳や看板で行政書士を探す人は、 まず、いません。それに、公告も全く自由ではないので、 チラシやいわゆる飛び込み営業(効果があるとは思えませんが)など 中には倫理規定に反するものもあります。 聞いたこともないミニコミ誌の公告など、効果がないだけならともかく、 怪しげな宗教団体・政治団体の収入源にもされかねません。 それに、もし広告やDMで簡単に効果があるようなら、 いったんつかんだお客さんをいつでも新人に横取りされる危険があるということです。 生計を立てることを考えていたらたいていの新人は、こういうことは試してみるでしょう。 信頼性は、かなり低い話ばかりです。 それなのに、行政書士の開業ノウハウ本が多すぎると思いませんか。 書士会に所属してみるとわかりますが、実務書の売り込みはもっとすごいです。 客のアテもないのにせっせと高額な実務書を買い込むことになります。 (行政書士向けの実務書と称していますが、全国の行政書士の中でも、 ほとんど受注実績はないだろうと思われる手続きの解説書ばかりです。) 資格商法といいますが、合格後には”開業ノウハウ商法”の 二段パンチが待ち受けているわけです。 開業二、三年後の明るい収支モデルを示されながらも、 末端の新人会員は、毎年大量に入れ替わっているのが現実です。 マルチ商法に似た世界だという印象もこういう構造そのものにあります。 (違う点は、元締めが複数に分散している点くらい。マルチまがいの構造を産んでいるといってよいでしょう。)
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行政書士資格持っています。 行政書士資格を取得するメリットについては賛否あろうかと思いいますが・・・。 質問者様の学力や素養にもよりますが、しっかり勉強すれば、取得はさほど難しいものでもありません。 目安としては一日3時間勉強して約半年といったところだと一般的には言われています。 また、行政書士資格は国家資格ですので、一生特に更新等もなく保持することができます。 もちろん、行政書士会へ登録する必要があるものの、独立開業も可能です。 さらに、副業として開業もできます。 他の方も述べられておりますが、確かに、昨今士業の業界は競争が激化しています。 これは、士業の業界に限らず、正直どの業界でも同じような状況です。 私自身も独立していろいろなことをやっておりますが、やはり競争に勝てない人間は、サラリーマンであれ、経営者であれ、いずれは下降する道をたどることになるだろうと思う次第です。 他の方が述べられている通り、士業は起業と遜色ない難しい道ですから簡単に食えるわけではありません。 ただ、個人的には、いろいろ聞いたところ、結構利益を出されている方も珍しくなく、私の周囲でもたくさんそういった方はいらっしゃいます。 結局のところ、通常の起業と同じように、雑誌等の不明確な記事を鵜呑みにせず、自分の戦略をもって挑戦してみるしかないのではないでしょうか? リスクを小さく始め、軌道に乗れば大きく出るのがビジネスの基本です。 そういう視点で考えた場合、行政書士として起業するのは、かなりリスクが低い傾向にあります。 行政書士会への登録に20万で高額とおっしゃる方もいらっしゃるようですが、通常ビジネスで独立する場合、何百万も融資を受けるのが普通です。 それに比べ、たった20万前後の初期投資で活動できるなど、ありえないほど格安では? 実際、私自身、いろいろとビジネスをやっておりますが、初期投資20万で一端のビジネスを展開するなんて堅実な話聞いたことがありません。 通常起業した場合と比べ、在庫を抱える必要もありませんし、大きくなるまでは人件費もかかりません。 毎月の行政書士会への会費数千円だけで、副業として開業もできます。 副業として開業すれば、非常にリスクを抑えることができますので、挑戦する事は容易です。 何らか、ビジネスを展開するとき、初期投資で20万円など格安ですから、失敗することを考えたとしても、いい勉強代程度の話です。 この考え方が異常だと思われる場合は、そもそもビジネスに向いていません。 ガッツリ稼ぎたいだとか、独立したいだとか、そういう目標・夢がある場合、札束を日にくべる覚悟が必要です。 これは企業のみならず投資でもそう。 20万円は大金ですが、自分の能力を信じて、投資するには、比較的安い金額だと思います。 こういった経験で学べる貴重な経験の方が、将来的に考えても、圧倒的に貴重です。 前向きに考えて資格を取得するか。 マイナス面ばかりを見つめて、諦めるか。 人間自由ですが、私は前者を選んで挑戦したいと思う次第です。 挑戦して失敗しても命取られるわけではありませんから、一部のインタビューを切り取って一般化した雑誌の言うことより、実際自分でやって確かめてみるほうが百倍も面白いと思います。 以上、独断と偏見からの回答です。 参考 http://salada777.blog39.fc2.com/
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