まず、現在航空管制官になるには、大卒程度の国家公務員採用試験の一つである「航空管制官採用試験」に合格する必要があります。 その上で、航空保安大学校で1年間研修を受けることになります。 したがって、大学で何を学ぶかは、 ①採用試験に有利な科目がきちんと勉強できる ②採用後の研修に必要な基礎的素養は身に着けておくことができる の2点から考えると良いでしょう。 まず、試験ですが、英語が筆記、ヒアリング、面接の3種類あり、配点が5/11と半分近くあります。 参考→http://www.cab.mlit.go.jp/asc/examin/controller.html でも、この程度の英語なら、特に英語専門で勉強せずともよいので、英語の大学に進む必要はないでしょう。 むしろ、基礎能力試験は文系理系とわず、高校普通科の全教科から出題されるような内容ですから、できれば、私立の3教科3科目入試よりは、センター試験を5教科7科目で受験して、基礎を作っておく方がベターです。 次に、研修の内容を見てみると、英語や関連法規の他に無線工学やレーダー管制に関する技術的な内容も含まれています。 参考→http://www.cab.mlit.go.jp/asc/course/control/control.html この点からも、下手に英語中心で数学や物理等の理系科目が???だと、採用されてから苦労するでしょう。 その意味で、できればせめてセンター試験の数学や物理でそこそこの点数が取れるぐらい、高校時代に勉強しておくと良いでしょう。 ですので、基本的には、 〇国公立大学の社会科学系か理工学系に進学する 〇英語は、どこに進むにしろ、筆記、聞く、話すをきちんと勉強を続ける というのがよろしいのではないでしょうか。
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