解決済み
国家公務員採用試験について。 国家公務員になるには、採用試験を受けないといけませんが、その試験って各省庁別日程ですか? 例えば、財務省1月1日、外務省1月2日、防衛省1月3日みたいな感じですか?それとも、全省庁同時にやり試験で取れた点数により、あなたは財務省、あなたは国交省みたいに割り振られるのですか?
じゃあ、その一次試験通過後の省庁の訪問で 例えば、第一志望は財務省だけど、滑り止めに防衛省受けようってことは出来るのですか?
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国家公務員試験は人事院試験と非人事院試験に分けられます。 まず人事院試験(人事院が主催する試験)には、総合職試験(キャリア職員の旧国家一種)、一般職試験(中堅職員の旧国家二種)および専門職試験(外務専門、財務専門、国税専門、労働基準、航空管制、海上保安、気象および皇宮護衛etc)の三種類の試験があります。 これらの内、総合職と一般職は共通試験です。例えば文科省志望者も、経産省志望者も、公安庁志望者も一緒に受けます。 試験は一次そして二次を経て最終合格となります。 注意すべき点は最終合格≠採用内定です。したがって受験生は省庁から内定をもらうために官庁訪問をしなければなりません。これは一次試験合格者のみ二次試験と並行して実施します。この時初めて、希望する省庁に行くわけです。 まとめますと、公務員試験最終合格+官庁内定通知がそろって任官出来るわけです。 一方、専門職試験の場合は各省庁が人事院を通じて独自に試験を実施します。 ただし国税専門、財務専門、労働基準、航空管制および食品衛生etcは同日受験ですので併願は不可能です。また外務専門は別日受験ですので併願は可能です。 尚、海上保安(学校・大学校)と気象(大学校)は秋頃に実施されます。また両大学校の場合、私の時代は同日受験でしたので、現在もそうでしたら併願は不可能です。もっとも秋頃の試験は高卒対象の試験ですので、大卒対象の総合職及び一般職試験には関係ありませんが・・・。 まとめますと、総合職試験、一般職試験および専門職試験(全ての職は受験不可能)は日程が被りません。 さて蛇足ですが冒頭に挙げました非人事院試験とは、人事院を介さない試験です。 主なものに自衛官採用試験(幹部候補、航学、補生、防大etc)、都道府県警察官採用試験そして防衛専門があります。 なお、防衛専門は上記の人事院主催の専門職試験と同日ですので注意してください。 最後になりますが、毎年変更になる可能性がありますので、人事院や各省庁採用HPを定期的に確認してください。 -・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ 補足ですが、もちろん可能です。 普通は複数の省庁を回ることになります。ちなみに学生確保のために長時間(時には一日中)にわたり拘束(待合室にて待機)されるので精神的にも体力的にも想像以上にしんどかったです。勉強もさることながら、ジョギングをするなどして体力および健康維持に努めてください。 あとは、一つの省庁につき4~5回ほど訪問(面接)するのですが、訪問回数を経ていくごとに日程が被ることがあります。当然のことながら、そうした場合にはどちらか一つ諦めることになりますので、そこのあたりも頭に入れておいてください。 では頑張ってください。
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