交番勤務の警察官というのは、いわゆる署の「地域課」に所属している警察官です。 初級公務員試験を受けて、警察学校に入校し、警察官としての勉強や研修をしますが、 それを卒業すると初めての任官と言う事になります。 ○○署の○○課として配属されますが、大抵は制服を着て交番勤務から始めますね。階級は巡査です。 (大卒、上級公務員試験、警察大学を出た、いわゆるキャリア組は違いますよ) 何年か勤めると昇任試験の時期が来ます。その試験を受けると「巡査部長」に昇任します。 昇任と同時に転勤があるのが普通で、これは上の人事によって決められますので、自分の希望通りには行きません。 ○○署の地域課で交番勤務を続ける人もいますし、○○署の刑事課や生活安全課にいって、いわゆる私服捜査員になる人もいます。 勤務体制は、交番勤務は原則として3交替勤務です。えーと…日勤、夜勤、休みのローテーションだったかな…ちょっと、うろ覚えで申しわけない。 私服警官は、日勤で土日は原則として休みですが、呼び出しなんかしょっちゅうです。 薬物などを扱う課ですと(生活安全部、薬物対策課など。所轄によって多少は違います)夜中に呼び出される事も珍しくありません。 もちろん、代休は取れますが、忙しい部署だとなかなかとりづらいのが現状です…。 給与はまあ、どちらも決して多いわけじゃないですが、民間企業の残業手当に当たる「超過勤務手当て」というもので差が出ます。 しかし、これは民間のように残業した時間に応じて額が増えるわけじゃなく、 あくまで県から下りる予算内での遣り繰りですので、相対的に、各職員の超過勤務時間で比べて予算内で割り振っていくので、 たとえば先月と今月、同じぐらい残業や休日出勤があっても、同じ額の超過勤務手当てがつくとは限らないのです。 警察官の仕事は大変ですよ。こんだけ大変な思いして給料これだけかよ!みたいな。 より多い収入とか、仕事上の苦労を避けたいのであれば、他の仕事を探した方がいいかもです。
なるほど:2
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