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半沢直樹を見ていて思ったのですが、銀行業界は実際あんな感じなのでしょうか?

半沢直樹を見ていて思ったのですが、銀行業界は実際あんな感じなのでしょうか?一度ミスると左遷or出向のような。私は保険業界ですが、課長くらいまでは地道に出世、 しかしその後鳴かず飛ばず、結果が出せない、あるいはミス等で、 同一資本の別会社(出資している内資生保)へ出向⇒さらに同一資本で規模の小さい別外車(内資生保)へ出向⇒転籍⇒部長就任、 あるいは、元の所属が損保の場合、子会社の損保系生保へ出向し部長就任なんていう、 出向でこそありますが、微妙な復活?的な例が多々(管理職レベルから取締役クラス~社長クラスまで)います。 なにかあると、出向でリカバーする傾向が見受けられます。どこからそのポジションと話を取り付けてくるのか わかりませんが・・・ 保険業界がゆるいんでしょうか? あるいは銀行業界がゆるいんでしょうか? 保険業界、銀行業界、金融業界、全ての方からご意見をいただきたいです。

補足

失礼しました。 書き間違えがありました。下記※ あるいは銀行業界がゆるいんでしょうか? 誤り ⇒ あるいは銀行業界が厳しいんでしょうか? 正しい

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回答(3件)

  • ベストアンサー

    私も現役銀行員です。 銀行は基本的に年功序列です。 地道にやっていれば調査役・主任調査役という地位にはつけます。 課長クラスの役職ですが、課長はポストの数が限られておりますので「課長クラス」という微妙な役職があるのです。 もちろん人によっては課長クラスから次長・部長(支店長は部長クラス)までいく人もいますが、課長以上に数が限られたポストであり、ここまで来られる人は間違いなく少数派でしょう。 さらにそこから上は役員ですがそこに行けるのはもはや例外みたいなものです。 もしかしたら驚かれるかも知れませんが、銀行員は実質的に51〜53歳くらいで定年を迎えます。 それをみんな「役職定年」と呼んでいます。 その年くらいになると部長だろうが課長だろうが問答無用で役職を解かれて「ただの人」になります。 実際は「推進役」(もと課長クラス)、「主席推進役」(元部長クラス)と役職は与えられますが実質的には無役です。 そしてそこからですが基本全員が社外に出されます。 関連会社だけではなく、融資先にも出されます。 もちろん片道切符である事はいうまでもありません。 こうして一般的な銀行員はその社会的役割を終えるのです。 給料ですが、あくまで平均ですが入社5年目くらい(27〜28歳)で主任という役職がついて年収約600万円前後。 入社10年目前後(30代前半)で調査役になって1000万円前後。40歳前後で主任調査役になり、1500万円前後。 そこから次長・部長になれれば2000万円〜2500万円前後ってところでしょうか。 普通の事業会社や同じ銀行でも地銀や信金に比べて高いとは思いますが、50歳を過ぎれば先ほど述べたように役職定年と出向で年収は激減です。 あとは出向する会社にもよりますね。 もちろん出向する会社にもランクがあって高ランクの会社と低ランクの会社があります。 見分け方は簡単で、銀行本体で部長や支店長をやってた人が出向先でも部長をやればその出向先は高ランクです。 逆に本体で部長が社長になる会社は低ランクと言えるでしょう。 また、銀行の出世システムは比較的官僚と近く、入社時から将来が期待されている人かどうかが、結構わかります。 期待されている人はいわゆる「出世コース」を歩みます。 人によっては3Kと呼ぶ人もいますが、もちろん「きつい、きたない、危険」の3Kではなく、「慶應、組合、企画」の3Kです。 つまり、慶應大学出身で組合専従経験で企画セクション経験者は比較的出世コースだというものです。 まっ、銀行によって出身大学の優劣は違いますが。 三菱系はなんといっても東大で、三井系は慶應、住友系は京大や阪大が強いみたいですね。 早稲田はというと・・・「早稲田は兵隊」なんて僕の同期が自虐してました(笑) 役職定年ではなく若い内の出向は出向先によっては出世コースの場合もあります。もちろん地方の営業店もしかりです。 ただし、定例の人事異動で3回以上本社に回らなかった場合は、実質的にコースから外れた事になる場合が多いようです。 また、三井住友信託銀行の誕生で全ての大手銀行の本店が東京になりましたが(元から住信も社長は東京にいましたが、本店営業部は淀屋橋にありました。今はSMTBの本店営業部は丸ノ内の永楽ビルですよね)銀行は東京の本店と地方の営業店ではやってる業務の幅がまるで違います。本店を離れて長くなると出世コースから外れたというより、先進的な金融業務についていけなくなるという可能性が高いです。 本店絶対史上主義、それもまた銀行独特の空気かも知れませんね。 ミスをしたら飛ばされるかどうかですが、よほど大きなもので無い限り飛ばされる事はありません。 みんな多かれ少なかれ、ミスはします。 半沢直樹はあまり見ていませんが、田舎の地銀や信金でもあるまいし、五億円穴あけて役員が出てくる事なんかないですよ(笑) そんな事したら役員は何人いても足りません(笑) また、五億円穴あけて飛ばされていたら銀行員の多くが飛ばされてしまっています。 本店には行員が誰もいず、田舎の営業店に人が溢れかえってしまうでしょう(笑)

    なるほど:6

  • 銀行業界経験者です。私が在籍していたころ(ちなみに地方銀行ですが)は、地方銀行クラスなら普通に仕事をしていれば最終的にはみんな支店長まで行きます。但し、出世頭で45歳位で支店長、スロー出世で55、6歳位で支店長といった具合に出世スピードの差は勿論あります。また、出向はどちらかといえば優秀な人材に他業界を勉強させる、優秀な人に業績悪化の取引先を改善させる目的で行われており、失敗をした者を出向させるケースは殆どなく、あった場合でも関連会社への出向でした。但し、あくまでも聞いた話ですが、「半沢直樹」のような昔で言うところの都市銀行クラスでは、ドラマほどではないにしろ、それに近い厳しさがあると言うのは聞いたことがありますよ。何しろ、基本的に銀行員というのは、学生時代から、自分が他人より劣っていると見られたことがないですし、自分が他の奴より下のわけがないと考えるプライドの高い連中の集まりですから、出世競争に関してはドライでシビアですよ。

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  • まぁ、あれはドラマやからね。 おもしろおかしくしてるってとこもあるわな。 5億だましとられたってことになると確かに出世はないし最果ての地に飛ばされるのは当然だと思う。 出世に響くミス=会社に損害を与えるかが問題なんよ。 金融業ってところはお金が全てだから利益さえあげれば上に行けるけど取り返しのつかない損害をだすとおしまい。 会社に損害を出すような人間を大事な場面でもう一度使えると思いまっか? 答えは無理でしょ! 一度ミスした人間は信用を全て失い二度と表舞台に立てませんて。 これが商社なんかやと商品を売りまくれば利益も上がり損失を補填できるかもしれんけど金融はそうはいかの金玉やね。 取り扱ってるモノがお金やからヘマする人間に二度とさわらしたくないわな。また、ヘマされたらかなわんなわな。 結果がリアルに直結するのが金融やからね。 5000万ミスしたらマイナス5000万になるんよ。 金融はお金を取り扱ってるさかいにミスは許されへんのよ。 そういった意味では銀行含む金融業はシビアできびしいで。

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