教えて!しごとの先生
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社長がこれから中国だ、中国は伸びる!って言ってるんですが、僕は全く中国が伸びると思いません。ちなみに、機械系の会社です。…

社長がこれから中国だ、中国は伸びる!って言ってるんですが、僕は全く中国が伸びると思いません。ちなみに、機械系の会社です。中国が伸びると思いますか?

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    確かに、いまや中国は「バブル崩壊」の危機に面していますし、所得格差などで都市と農村部、あるいは民族間の対立や反政府批判なども増えていますから、今までの10年間のような発展は、難しいでしょうね。 人件費コストも10年前とは比べようがないくらい上がっていますし。 日本をはじめ欧米の海外先進国も、安い労働コスト、巨大な消費マーケットがあるなどの妄想で中国詣でをしてきましたが、一方で反日デモや軍事力を背景にしたアジア地域での海洋進出のような「覇権主義」、「中国リスク」を目の当たりに見て、中国一辺倒という経営はヤバいと感じています。 欧米の不況、特に欧州のユーロ問題はまだ解決していませんし、日米とて経済基盤が安定したとは言い切れません。 つまり、輸出を強化して伸ばしてきた中国経済も、人民元相場を人為的に安く設定して輸出有利に展開してきたツケが回って来て、外貨準備は増えたモノのその反動で国内に人民元が湯水の如くあふれた結果、不動産・投資バブルがマサに膨れ上がり、今やそのバブルがいつはじけてもおかしくない状態です。 ただ、中国の最大の国内事情、「貧富の差の解消」を図らないことには多民族国家、巨大国家を共産党一党体制で維持できない問題点があるので、中国政府としては今後も輸出を伸ばし雇用を増やし個人所得アップを図らなければ中国そのものが崩壊してしまいます。 そういう意味では、商品を生産する機械・設備、特に省力化や公害防止、高度技術を駆使した日本製機械は、今後も需要は続くと思われます。モノを作って輸出するしか能がないのですから・・・。 ただ、その需要も、今までの10年間のような急成長下のボリュームやスピードは無いと思います。だから、中国への進出、現地生産や合弁など資本の投下は考えた方が良いかもしれませんね。欧米、特に中国の主要マーケットであった欧州の経済回復、日本の回復次第では、中国経済もまた上向く可能性はあります。 でも、今のドル高、円安、ユーロ安の状況では、中国の輸出競争力は今までのようにはいかないでしょうね。 むしろ、通貨操作で負けていた韓国や中国に奪われた私情を、日本製品が市場奪還のチャンスだと私は、思いますよ。

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