はじめまして。 国家公務員一般職の試験について質問させてください。 私は現在、大学4年生で来月国家一般職の試験を…

Question

はじめまして。
国家公務員一般職の試験について質問させてください。

私は現在、大学4年生で来月国家一般職の試験を受ける予定です。
第一志望は防衛省です。

大学1年生の頃に、友人の誘いでキャバクラの体験入店を2日間しました。その2日間以外は全く関わっていません。最近、防衛省には身辺調査があることを知り、その経験が身辺調査でばれてしまうのか、不利にならないかが心配になりました。調べても様々な意見があり、どれが真実なのかわかりませんでした。

そこで質問なのですが、実際に国家公務員試験(特に公安系)の受験者には身辺調査は行われているのでしょうか？また水商売の経験がばれてしまったら、不採用もあり得ることなのでしょうか？教えてください。お願いします。

Answer 1

リクエストありがとうございます。

先に回答された方が、一般的な回答としては満点に近い回答をされています。

しかし、私にリクエストいただいたということは関係者、経験者による実質的な回答希望と思われますので、それについて書きます。

公務員に限らず、銀行員、アナウンサー、商社、教師という固い職業に風俗経験者はかなり増えています。
不景気のため、高給に釣られて体験する方は多いです。

しかし、後にバレたとしても公務員在職中の兼職や非行でない限りは懲戒理由にはなりません。

職業差別になるため、キャバ程度では問題視されることはありません。

問題視されるのは、本人が犯罪に関与した、本人や付き合いのある同性異性が敵性国家及び周辺の、それもペルソナノングラータ(外交上望ましくない人物)や、組織犯罪者関係者のケースがほとんどです。

かつては上級中級公務員合格者は、警察官が周辺調査を行い、逆にそれが合格の証ということもありましたが、今それをやると人権問題になりますから、身辺調査は警察庁なら自己の保有する情報に、公安調査庁、防衛省も同様の情報に基づいて採用選考することになります。

試験合格自体は、筆記試験合格していれば可能です。しかし、省庁採用の際に問題化することになります。

私が退職後に知人から聞いた話では、飲食店(聞いた感じではスナック)でバイト経験ある女性が公安系省庁ではねられたケースがありました。理由はバイト自体ではなく、店長が公安系にマークされていた人物で、面接時点で店からのバンス(前借り)を返却していない、またそれを申告していないということでした。

ここから考えると、かなり具体的な理由がない限りは不採用理由にはならないと考えて良いと思います。(本当はもう少し具体的にお答えできるのですが、諸般の事情がありお答え出来ません)

そういう事情があったとしても、面接で必ず問い質しますから、いきなり不採用理由にはなりません。もし聞かれたら、「友人に代わりを頼まれてやむなく」とか、「そういう店とは知らなかった」などと回答すれば良いと思います。

総合職と違い、一般職は総合職のサポートがメイン業務になります。その際に機密情報に触れる可能性がありそれを外部に漏らす具体的可能性がある際は排除されますが、あくまでサポート要員。触れる機密も限られた一部のものになります。
ですから総合職に要求されるような一般抽象的危険性までは見られません。

一時的なバイト程度ならあまり気にしないで大丈夫だと思いますよ。

ただし、最後に１つだけアドバイスを。
経験からすると、やましいことがある方はやはり態度がおどおどして見えます。
堂々とした態度で、「水商売経験あります、何か？」位の気持ちで挑みましょう。
公安系は武士気質というか、堂々とした方を好む傾向があります。
ばれたら堂々と申し開きしましょう。

好感度は上がりますよ。

参考になれば幸いです。

Answer 2

一般職（大卒程度）の行政区分を受験し、防衛省・自衛隊の事務官として採用を希望している、そういう前提でよろしいでしょうか。

まず、試験を実施している人事院にとっては、ご質問のような問題点は特にチェックする意味がないので、試験の合否そのものには、特段の影響はないでしょう。

次に、そもそも公務員となれない欠格事由に該当するかどうかは、（どういうやり方なのかは？ではありますが）それなりに調べられてもやむを得ないということですね。

その点、ご質問のご経歴は、そういう欠格事由には当たりませんね。

さらに、公安系の場合、欠格自由以外に「チェック」が入るとしたら、そのお役所の仕事にとって許容できない不都合について、その有無を確認しておく、というのが合理的な推測ですね。

それを冷静かつ合理的に考えれば、ご質問の内容程度であれば、特に心配することもないのではないでしょうか。

それでも心配ならば、官庁訪問前の業務説明会等の折に、それとなく「入省を熱望しているが、官庁訪問の時にやってはいけないのはどういういことか？」などと、やんわりと尋ねてみるのも一案ではないでしょうか。