大学に入ったので臨床心理士を目指して勉強しようかと思ったのですが、「価値がない」「必要ない」という書き込みをみますが、な…

Question

大学に入ったので臨床心理士を目指して勉強しようかと思ったのですが、「価値がない」「必要ない」という書き込みをみますが、なぜ価値がないのかを教えてほしいです。また、文系で目指すべきもの。目標が他にあれば教えてください
自分は男なんですが、こういう資格は女性がとるものなんですかね？なりたいのは臨床心理士ですが、同じ文系の勉強ならひたすらtoeic対策をするほうがいいのでしょうか？文学部なので税理士や弁護士、公認会計士を目指すには無理がありますよね…
おすすめの目標はありませんか？
また、臨床心理士について。生活が厳しい、将来性がない、激務、等々マイナス面があれば教えてください

Answer 1

かつて臨床心理士を目指していたものの、一応辞めた心理学専攻の学生です。参考程度に見てください。

まず、どこで臨床心理士が必要ないと言われたのでしょうか。たぶん２ｃｈあたりではないでしょうか？
…ネットの書き込みよりも、現実に提示されている心理士の需要について考えてみて欲しいです。全国のすべての学校（中、高かな）にスクールカウンセラーが配属されるようになりましたが、その大半は臨床心理士です。学校に心の専門家を常設することを国が指導する時代です。ストレス社会と言われる昨今に、不必要な理由が見当たりません。
そういう意味では、将来性が無い、ということは考えられません。

とはいうものの、事実として臨床心理士が軽んじられる理由もあります。「アンチ臨床心理士」の人が言いそうなこととしては、
・決して医者じゃないので精神薬を処方することができない
・いくら統計的に心理療法に効果があるとはいえ、心理学や臨床心理学が自然を究明するほど客観的（科学的）ではない→非科学な手法でお金を稼ぐという認識、それが人によっては詐欺まがいだと感じられる。
・特にフロイトみたいな非科学的なことを言いだす研究者が多い（今の心理学の主流は決してそういう非科学的なところではありませんが、まだそういう誤解があるみたいです）
…などといったところでしょうね。

さらにいえば、心理学を学ぶ私が大学の教授からぶっちゃけられたことを受け売りしていうと、
臨床心理士を取ったところでお金になるかは微妙です。業務を独占することはできませんし（現時点の法律では臨床心理士を持っていなくてもカウンセラーを自称できる）、薬を服用することもできないし、保険もなかなか適用されないことが多く、1時間のカウンセリングに5000円取るような相談室ばっかり。つまり、開業すれば来談者から高いお金をもらうことになるし、スクールカウンセラーなどの非常勤相談員になると、自分の生活が厳しくなるくらい薄給だそうです。ちなみに、激務ではないみたいです。…が、既に有資格者が飽和状態なので、その資格を取ればすぐに職が見つかるわけでもないとか…。

TOEICはビジネス英語の力を図るものであり、それ自体を目標にするのは間違っていると思います（楽天やユニクロや外資系に就職しない限り、点数が高くても、それ自体が直結してお金になるものでもありません）。
私は高校時代に英語を好きで勉強してたので、その実力を測るためにやった程度で、一般的な大学生以上の点数は保持していますが特にTOEICを何かに生かそうとは考えてません。

弁護士、税理士、会計士については専門ではないので知りません。
じっくり考えるのに良い機会でしょうが、大学のカリキュラムなども吟味の上、やりたいことは早めに決めておくことが大事だと思いますよ。

Answer 2

文系の資格は、「なに学部じゃなけりゃ駄目」というのは少ないと思います。弁護士になろうと思えば極端な話、日本語がわかればいいと思います。私はいわゆる「Ｆラン」ですが(というかＺラン)、難関と言われている司法書士の試験に合格しました。まわりは羨ましいほどの高学歴ばかりです。最近ではあまり気にならなくなったのですが、飲み会のときに出身大学の話になると「おれにふるな～」と思ってアセアセしていました。というわけで、取りたい資格を目指せばいいとおもいます。