大学病院の派閥について

Question

大学病院の派閥について最近、医療ものの漫画をよく読んでいます。
そこで気になったのですが、大学病院ってところは
本当に漫画やドラマであるみたいな教授回診（大名行列）とか
医療ミス隠しとか政治的な足の引っ張り合いとかがあるのですか？

漫画読んでたら、臨床データのためや
自分たちの保身の為に患者を平気で見殺しにする医者がたくさんでてきて
なんだか大学病院へ行くのが怖くなってきました・・・。

補足

漫画がおもしろおかしくされていることは重々承知しています。
ちょっとバカっぽく質問したので誤解させてしまい、
大名行列と派閥に関する文章以外のところは、
完全に無駄なお話をさせてしまいました。申し訳ありません。

文面を読んで「そんなことあるわけないだろう」と思ったので調べたところ
国立大学の１日平均外来患者数は多いところでも1700～1800人でした。
数万人って・・・どこの国立大学病院のことですか？

Answer 1

大名行列はまだ残っている大学もありますね。
大概あんなに重々しい雰囲気ではありませんが。

医療ミス隠しはおそらくないです。
いまは多くの病院で電子カルテになっていて、処方などするたびに記録されます。
そして、それは後から改ざんできない、または変更しても過去の記録は残るようになっています。
政治的な足の引っ張り合いはあるのかもしれませんが、見たことはありません。

派閥はありますね。
でも地方病院を支えているのはこの派閥、医局です。
地方病院がいちいち医者を雇っていたら安定した医師数も確保できないので、医局に頼みます。
そうすると医局から毎年大体同じレベルの医者が同じ人数派遣されてくるので病院は安心。
一方医局としても大学病院内でポストの無い医者が沢山いますから、その働き先として、また若手の医者の勉強先として地方病院に医員を派遣するというwin winの構図が出来上がっているからです。

Answer 2

漫画やテレビは、事実を表現しているわけではありません。
ほぼ全て嘘である、というくらいの認識を持っていないと、先々痛い目にあいますよ。

それはともかく、大名行列は現実にあります。
一ヶ月も入院してみれば、確実に、それを見物することができます。
また、派閥も現実に存在します。
地方公立病院の医師が、特定の大学出身者で占められていることは、名簿さえ見れば明らかなことです。

しかし、だからといって、不正が蔓延しているかどうかは分かりません。
漫画家やマスコミは、いったいどうやって、不正の事実を掴んだのでしょうか？
証拠はありますか？
もし不正が現実に行われているのなら、それは犯罪なのですから、漫画などにせずに、当局へ訴えるべきでしょう。
しかし、現実には、実名で、そういう記事なりを発表すると、逆に、名誉毀損で訴えられることの方が多いことでしょう。
要するに、一片の事実から、面白おかしく脚色したのが、漫画なのです。

その一方、国立の大学病院では、１日に数万人もの患者が押し寄せ、診療を受けたいと順番を待っています。
漫画のように怖かったら、誰も受診しないのではありませんか？

漫画を読むのは悪いことではありませんが、それを信じるのは最悪です<(_ _)>