解決済み
農学部の人って、国際農村とか農業経済とか、文系色の強い分野に行くよりも、動物・植物・海洋生物・食品などの理系っぽいところにすすんでおいた方が就職は有利ですか?文系色の強い方に行くと、文系就職しかないんですよね?
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農業経済ないし農業経営は農業を経済学的視点で追求する学問です。 有名な学者に東畑誠一という人がいます。 しかし、これは経済学の一分野に過ぎず、設計や計算、分析テクニックなど特別の技術が身につくことはありません。 最近は地方銀行でも農業分野の融資を増やしていますが、このためにわざわざ農学部の学生を採用することはありません。 要は営農計画と資金計画とのマッチングが調査できれば足り、そのための特別な知識はマニュアル化しています。 で、なければ農業分野の融資は農協または農林漁業金融公庫しかできはいはずです。 利点は実験がない分、楽ということだけです。 しかし、それは大多数の文系でもあることです。 で、あれば法学部や経済に行っておいた方がいいでしょう。 就職が第一であれば、志望の業界から逆算して、学部、学科を決めるに限ります。 農業経済の場合、地方公務員で農業経済枠のあるところは非常に少ないです。 農学でも受験は可能ですが、試験場での研究、営農指導もありますので、後からが大変です。 実際に土壌や栽培の実験を経験していない方が机上の知識で何をするというのでしょうか? 蛇足ですが、農協なら最優先で採用してくれます。 しかし、TPPで打撃を受けるのは農家ではなく、農協であるということをお忘れなく。 農協が買い物も金融も全部農家の需要をまかなっていたのはもう50年も昔です。 潤沢に資金、業務の種があるのであれば、葬儀場を経営したり、員外貸付のカーローンなどしません。 但し、一定レベル以上の大学では総合商社や大手銀行に行くことも多いので、その当たりは大学のホームページで調べましょう。
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