何で、日本の警察のパトカーは、アメリカみたいに車やバイクに体当たりしたりしないのですか? 「そこの車止まりなさい」って言…

Question

何で、日本の警察のパトカーは、アメリカみたいに車やバイクに体当たりしたりしないのですか? 「そこの車止まりなさい」って言われても罪を犯した人は止まらないと思います。

Answer 1

TVなどで見るアメリカのような体当たりは無いにしても近いことはしますよ。
取り押さえるにしても警察24時みたいなTV用と実際は違います。
実際は、警官に袋ただきで取り押さえられます。

あ、これは自分の事ではなく友人のお話で、警察24時に出た人の実話です。
TVでは逃げるシーンと取り押さえられている部分しか放映されていなく、中間をカットされています。

Answer 2

まず、日本とアメリカの警察の考え方が違います。
アメリカは、体当たりをして逃走車両を横転させたりする追跡方法ですが、日本の場合は複数の車両で囲んだり連携プレーで相手の行き場をなくす追跡方法です。この違いは日本人とアメリカ人の考え方の違いから来ているのだと思いますが、アメリカのやり方は逃走車両だけでなく周りの車両や通行人にも危険です。そういう事を考えればナンバーを控えれば現行犯でなく事後捜査にしても良いので今の日本のように安全を第一に考えたほうが良いと僕は思います。

Answer 3

パトカーを犯人の車に当てたら、警察官自身も危ないです。

もし、犯人の車にパトカーをぶつけたら犯人は運転ミスをして歩道に突っ込んでそれで人身事故になる可能性もあります。そしたら、『警察がぶつけなければ』とか言ってくる輩もでできます。
しかも、日本の道路は基本的に狭いですしね、、、。

Answer 4

アメリカ警察が行っている、パトカーを逃走車にぶつけて強制停止させる技術。
あれは「PITマニューバ」と呼ばれる技術です。
車両を逃走車両にぶつけてスピンをさせ、逃走の継続を阻止する技術で
この PITマニューバを行うには以下の条件があります。

・警察官が所定のPITマニューバの技能訓練をうけて資格を得ること

・実施に当たっては、所管の警察指令所の指示を受けること

このようにPITは制度として現在は確立されており
警察官が思いつきでぶつけたりしているわけではありません。
よって、同様のことを日本の警察官がやることはできず
もし場当たり的にやった場合はその警察官及び都道府県警察が
刑事・民事双方で、違法性が問われる恐れがあります。
もし日本で行うには、PITを行うための法整備及び訓練や実施制度の
確立が不可欠なのです。
あなたの言うとおり、「止まりなさい」では逃走者も止まらないと思います。
本当はパトカーにプッシュバンパーを取り付けてPITマニューバを
行って欲しいのですけどね・・・・

でも実際の所、日本でも行われたことがあります。
2000年代前半に広島県警が暴走族取締りでPITマニューバをして
暴走族検挙数が増えたのと同時に暴走族が次第に減ったそうです。
まあ正直の所、日本のメディアが取り上げて、警察の行為を妨害しますからね。
警官が犯人に拳銃で威嚇発砲しただけでメディアに取り上げられますし。