解決済み
航空管制官になりたいんですが、なるにあたり、取得する必要がある資格や、卒業しなければならない大学、学部、学科ってありますか?
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こんにちは。 かつては高卒で航空保安大学校を受験し、2年の研修を経て航空管制官になるルートが一般的でしたが、現在では、大卒程度の国家公務員採用試験の一つである「航空管制官」採用試験を受験することになります。 採用時点で取得しておくべき資格は、特段は示されていません。 試験の内容、程度として大卒レベルですが、受験資格としては大卒であることは必要ではありません。 また、特定の学部や学科が指定されてもいません。 ただ、特に試験段階では英語の比重が高いので、それに向けた基礎力は重要かと思います。 また採用後の研修では、ある程度の理系素養も必要なようです。 それを考えると、採用試験の教養試験の基礎力養成も兼ねて、 ○文系だとしても、できれば国公立を受験しておく、 ○理系の場合、英語はきちんと勉強を続ける のどちらかが良いかと思います。 また、学科試験だけでなく視力や聴力も含めた身体検査の基準が厳しいので、努力を無にしないためにも、まずはそれらの基準をクリアできているか確認してみるのも一案でしょう。 ご参考までに、試験構成は第1次と第2次からなっていて、それぞれの試験種目は次の通りです。 (※ 数字/数字は、配点割合です) <出典:http://www.cab.mlit.go.jp/asc/examin/controller.html> <第1次試験> ①基礎能力試験(マーク式)(※ 2/11) →公務員として必要な基礎的な能力(知能及び知識)についての筆記試験 ○知能分野27題 [ 文章理解(11題)、判断推理(8題)、数的推理(5題)、資料解釈(3題) ] ○知識分野13題 [ 自然・人文・社会(13題)(時事を含む。) ] ②適性試験(※ 2/11) →航空管制官として必要な記憶力、空間把握力についての筆記試験 ○記憶についての検査(示された図や記号、数値などを記憶するもの)(15題) ○空間関係についての検査(空間的な方向や移動などの状態を判断するもの)(45題) ③外国語試験(マーク式)(※ 3/11) →英文解釈、和文英訳、英文法についての筆記試験(30題) <第2次試験> ①外国語試験(※ 1/11) →英語のヒアリング ②外国語試験(※ 1/11) →面接による英会話 ③人物試験(※ 2/11) →人柄、対人的能力などについての個別面接 ④身体検査 →主として胸部疾患(胸部エックス線撮影を含む)、血圧、尿、その他一般内科系検査 ⑤身体測定 →視力、色覚、聴力についての測定 ※身体測定で次にどれかに該当すると、それだけで不合格になります。 ○矯正眼鏡等の使用の有無を問わず、視力が次のいずれかに該当する者 ・どちらか一眼でも0.7に満たない者 ・両目で1.0に満たない者 ・どちらか一眼でも、80センチメートルの視距離で、 近距離視力表(30センチメートル視力用)の0.2の視標を判読できない者 ・どちらか一眼でも、30~50センチメートルの視距離で、 近距離視力表(30センチメートル視力用)の0.5の視標を判読できない者 ○色覚に異常のある者 ○片耳でも、次のいずれかの失聴がある者 ・3,000ヘルツで50デシベル以上 ・2,000ヘルツで35デシベル以上 ・1,000ヘルツで35デシベル以上 ・ 500ヘルツで35デシベル以上
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