一級建築士です。 私は2級をとってから1級をとりましたので両方持っています。 会社でも変わらない限りは、やってる仕事が大きく変わるようなことはありません。 が、社会的信用度は結構変わりました。 2級だと「ああ、一応この業界の人なのね」という感じでした。 1級だと「ああ、この業界のプロなんだ」という対応になります。 特に一般顧客・施主からの受けはいいです。 あるお施主さんからは「先生」なんて呼ばれてあわてて訂正しました。「全然そんなに偉くないです」と。 名刺も35歳を過ぎて2級だったら名刺から2級の文字を消そうと考えていました。 正直2級建築士事務所の管理建築士ならともかく、35歳を過ぎて大々的に2級を謳っていると恥ずかしいと個人的には思っていたからです。 質問主さんの言われるとおり一級を取ったからといってそんなに需要があるわけではありません。 が、この業界でずっとやっていくつもりがあるなら、2級のままという訳にもいかないな、というのが本音です。 1級の試験は、かなり大変なので思いつきで受けられるほど甘くも無いんですけどね。 もしあなたが二級の人ならば、大変ではありますが取っておく事をお勧めはします。 単なる資格、というだけでなくて、実際いろんなことを学べますし、それだけ勉強で大変な期間を過ごすということで「建築士」であることに誇りが生まれます。
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そもそも一級建築士に需要が無いとかあるとかいう考え方が違います。 資格は仕事をしていく上で必要だから取るものです。 資格があるから必要とされるのではなく、その仕事をしていく上では資格があって当たり前。必要とされるかどうかは実績や能力によります。 例えば車の免許を持っている=運転が上手い訳ではありませんよね。 例えば運転手を必要とした場合、免許があるから採用ではなく、運転手としての経験によって採用判断しますよね。 なので、免許の有無で需要は判断出来ないのです。 建築の話に戻れば設計の経験が豊富であれば需要はあるし、現場管理の経験が豊富であれば需要はあります。その時に一級建築士の資格はあって当たり前です。 さて、一級と二級の違いですが、二級建築士と名刺に書いてあれば業界の人は一級の取れない人と判断します。年齢が若いならいいですが、ある程度の年齢であれば努力の足りない人だと思えます。 一級建築士は誰でも受験のためにプライベートな時間を潰して努力していますからね。 一般の人は二級の人より一級の人に頼みたいと考えます。 本来、資格と能力は別のモノなんですけどね。 では、なぜ二級建築士があるかというと、直接一級を受けられる建築の学歴が無い人が実務経験だけで受け、その後、一級建築士を受けるためのステップなのです。 だから二級止まりの人は努力が足りない、または実務経験が足りないと判断されるのです。 建築系であれば、大卒はもちろん高専卒、専門学校卒でも実務経験2年または4年で一級建築士が受験出来ます。 私も二級を20歳代前半で取りましたが、一級を受験出来るようになるまでの繋ぎで、今は免許証があるだけで使ってません。
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1級建築士と1級建築施工管理技士のダブルライセンスを持っています。 長年現場監督として働きましたが 建築現場では監理技術者になれるのが1級建築士か 施工管理技士です。2級建築士でもなれないわけではないのですが 大規模工事で下請け会社に1級の方がたくさんいるのに元請け側が2級の監理技術者は少し無理があります。そこが社会的な価値の違いです。 現場では、実務経験の無い1級より叩き上げの2級の方がある意味ありがたいのですが… 建築会社では1級建築士か最低ワンランク下ですが 1級建築施工管理技士が無いと役職、課長級以上になれないのが通常です。 現場所長にもまずなれないはずです。
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