大まかにいうと、 理学療法士は基本運動 作業療法士は応用動作 といった感じでしょうか。 脳卒中によって右麻痺を例に挙げてみますと、 理学療法では、起き上がり、寝返り、座位保持、立ち上がり、立位、歩行・・・といった基本的な動作の再獲得をめざし、それに必要な筋力訓練や、関節可動域訓練、麻痺の改善などを行います。 作業療法では、日常生活に必要な動作の再獲得を目指します。 顔を洗う、お風呂に入る、トイレに行く、ご飯を食べる、歯を磨く、洋服を着る・・・・といった動作に必要な訓練を行います。 そのため、理学では粗大運動が多くなりますし、作業療法指先の細かい作業を取り入れた訓練を行います。 業務内容では重なる部分も多いですが、専門性もあります。 対象となる患者様によって、それぞれが情報交換をして一緒に治療を勧めます。 整形外科で働いている人は、理学療法士の方がダントツに多いです。 作業療法では、精神科も対象になります。 資格取得までの道のりはほとんど変わりません。 授業内容が多少違うのと、実習地が違うこと、国家試験の内容がちょっと違うくらいです。 どちらも国家資格です。 給料にも大差はないと思います。 細かい点ではもっといろいろと違いがありますが、大まかにいうとこんな感じです。
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