解決済み
現役専門卒22歳自動車整備士からの転職を考えています。自動車整備士と言ってもオートバイのメカニックです。 石の上にも3年と頑張ってきました。 様々な理由があり、一番の理由が会社の将来性が全く見えない。自分が会社の雰囲気に飲まれ会社の色に染まりたくない。 お客さんの大事な車両に対して工具を当てることに嫌気が差してきました。見切りつけるなら早い内と転職を考えています。 手取17万円 ボーナス有り 年収300万ほど 福利厚生保険完備 サビ残月30時間 年間休日105日 このご時世や業界内で考えると悪くない待遇かもしれません。ここからの上がり幅は少ないと思います。 仕事として工具はもう握るつもりはありません。 考えている職種は損害保険会社の技術アジャスターです。損害保険に携わりたいです。 過去に保険で痛い目にあったことと今の仕事から吸収し得たものを活かせると考えたからです。 この職に就くにはどのような勉強と資格が必要でありどういうルートで就活をしていけばいいですか?参考書とかありますか? またこの仕事の現状や待遇など教えていただければ嬉しいです。 素晴らしい回答に500枚です。
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保険会社が理想とする求人応募者 ●年齢:20代~30歳迄 ●ディーラー、若しくは板金工場でフロント経験あり 上記のような応募者なら最終面接まで楽に残れますね。 もちろん入社の際には試験(自動車の知識)、適性検査(大手の場合SPI等)がありますので、頑張ってください。 専門学校の時の教科書は簡単に復習しておいた方が良いでしょうね。 ま、正直大手の合併等不透明な状況ですので、前述の方の通り欠員が無ければ求人は中々でないと思います。 基本的にはリクナビ、マイナビ等で「アジャスター」「損害調査」等で検索するとヒットすることがあります。 現在でも年に数回はヒットしますね。 板金塗装の工場に知り合いに尋ねてみるのも確率は低いが有りでしょうね。 彼らは日常的に各損保のアジャスターと接しており、その地域に欠員が出そうならそういった噂を聞いてるかもしれません。 酷なことを申し上げますが、アジャスターは入ってから、採用されてからが大変です。 最初の関門である技術アジャスターの「見習い」の取得を求められます。 正直、整備士の試験とはジャンルも範囲も異なります。 レベルも違うと言っていいでしょう。 何でも聞けば教えてくれるような工場長クラスのベテランでも必死に勉強して6割取れるかどうかです。 各社によって異なりますが、一応入社後2週間~1ヶ月程度は教育をしてくれるとは思います。 それでも落ちる人はそれなりに居ます。 落ちたら地獄、完全にカス扱いです。 各社規定は違いますが、複数回受験に失敗すると退職に追い込まれる場合もあります。 無事に合格→初級まで到達し、現場に出たとしましょう。 現場は現場で大変です。 板金塗装の知識、見積もり作成の知識等やることは山積みです。 場合によっては示談を経験することもあるでしょう。 ま、火中の栗を拾うのがアジャスターの仕事と割り切るしかないでしょうね。 失敗しながら覚えていくしか無いでしょう。 世の中甘くありません。 その後も3級→2級と試験は続きます。 周囲から1人前と認めて貰えるのは2級になった頃ではないでしょうか。 最短で6年はかかります。 一応見習い試験は一般に開放されていますから入社前に取得は可能です。 「可能」ですが前述したとおり、ハードルとしてはとても高いと思います。 過去問も外部へ流出しませんし、入手不可(会場で回収される)ですから、一般受験では対策を立てるのは困難です。 どうしても、というのであれば、自研センター発行の「アジャスターマニュアル基礎編」「アジャスターマニュアル乗用車編」を入手されてはどうでしょうか。 http://www.jikencenter.co.jp/publication/04.html 上記サイトで発注可能です。 ただ、1冊5000円以上します。 全部理解する必要はありません。 全部理解できているアジャスターは中々、というかほとんど居ません。 アジャスターになると解るのですが、正直現役でいる以上ずっと勉強しつづけなければなりません。 自動車の知識、法律、保険商品、キリがありません。 ポン、と資格を取って安泰、どころか、延々勉強しなければなりません。 勉強がイヤだ、というなら地獄です。 >自分が会社の雰囲気に飲まれ会社の色に染まりたくない。 これが、停滞やゆるさを嫌ってのモノなら良いことですが、利益至上主義がイヤ、というような事であれば、損保は向きませんね。 保険の営業よりはマシですが、各社支払いにはシビアです。 追突100:0の相手に、「あなたの車は10万で全損です。これ以上出せません。さっさと代車返してください。」って言わなければいけません。 いきなりはやらされないでしょうが、これが日常です。 工場との修理金額の協定も大変です。 下手すれば父親どころか祖父のような年齢の社長と協定しなくてはいけません。 ま、これも経験です。 下手な部署、上司、先輩に当たらなければちゃんと教えてくれるとは思いますけどね。 休日は暦通り、有給や特別休暇もきちんと取れます。(仕事に支障が無ければ) 残業も個人的にはあまりやりませんね。 届け出制なので、サービス残業すると怒られます。 残業代は出ます。 時給換算すると良い額ですね。 仕事の量に応じて無駄な残業をしていると判断されれば、能力不足、不正を疑われますが。 人身担当よりは、夜間の面談等は少ないので事故が多発しない限りは5~6時に帰っても問題ありません。 極端な話をすると、各社、若しくは同一社内でも部署によって風土が異なるため、一概には言えません。 私の場合、「帰るのが遅くなるのは、仕事ができないせいだ。」という暗黙のルール(というか価値観)が最初の配属先にあったため、早く帰れるように仕事を組み立てる癖が付いたのですが。 その代わり、就業時間内はかなりタイトなスケジュールとなり、一人前の分量をこなせるようになるのは大変だと思いますが。 待遇や初期の給料に関しては今と変わらないところからのスタートになるかと。 大手は今までかなり給与が良かった筈ですが、最近合併等を控えて見直しが始まっているとの噂を聞きました。 どこも大変なようですね。 バイクの経験だけだと、大手は書類でハネるかもしれないな・・・。 でも、そう頻繁で無いにしても、対バイクの事故はあるし、知識を生かせる機会はあると思いますが。 後、自分のところが代理店をやっている保険会社は避けた方が良いですよ。 営業面の配慮から、不採用となる場合が多いです。 もう一つ、同じような職種として、各種共済の鑑定人がありますね。 JA共済、全労済等があります。 JA共済はかなり立派な研修施設を持ってますね。 規模もメガ損保並みなので、たまに募集を見かけます。 こういったところを覗いてみるのも良いかもしれません。 できれば、様々なルートを使ってアジャスター個人と知り合えれば一番良いのですが。 ま、間違いなく精神的にきついのでお奨めはしません。 見方を変える、という事に気がつくと、面白い仕事ですが。 前述の方の仰るとおり、経験、知識の点でも現状では力不足が否めません。 今すぐ、という事であれば、余程の幸運が必要でしょう。 幸運にも入れたとしても非常にきついですよ。 長期的に、例えば、20代後半でのアジャスタ採用を目指すとして考えたならば、ある程度規模(修正機・塗装ブース完備)が大きい板金工場で経験を積むと良いかもしれません。 何と言っても実作業が覚えられ、フロントと仲良くなって見積もりの知識、アジャスターの面識も得られる可能性が高いです。
なるほど:1
元整備士です。 「アジャスター」恐らく整備士が希望するトップクラスの転職先でしょう、ですがその空きが出る事は殆どが無いのが現実です。 具体的に何をしたら良いとは言えませんが経験がバイクだけでは力技術不足だと思うので四輪の整備を経験するのが良いと思います。 あとは出入りしているアジャスターにどうやってなったか聞くとか、アジャスターの求人募集を見たことが殆どないので関係者からの推薦とかでは無いかと思うので仲良くなっておくのが良いかも知れません。 あと >自分が会社の雰囲気に飲まれ会社の色に染まりたくない。 これはどこの会社に行っても同じです、自分が染まらないようにするか、自分が周りを自分色に染めるしかないです。
なるほど:1
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