解決済み
臨床心理士について 補足回答ありがとうございました 補足したかったのですが文字数の都合のため新しく質問させて頂きます ・ボランティアとは具体的にどんなものか 近所での草刈りに参加しようと思うのですがこういうものからでいいんでしょうか? 心理関連の人脈を作れるようなボランティアってどんなものがあるのでしょうか? ・おすすめの本 図書館で心理関連の本を探すつもりですが どこかの書店で買ってでも読んでおいた方がよい,手元に置いておくとよい本はありますか? ・大学入学までにやっておくといいこと 高校の勉強の他にはあるでしょうか? 追加で申し訳ないですがよろしくお願いします
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・ボランティアについて 近所の草刈りもいいかもしれませんね。いわゆるこころのケアというものは、それが何を意味するのか、何も考えずに使っている人が結構多い言葉ですが、カウンセリングだの何だのというのは方法論に過ぎず、ある特定の方法論を使わないといけない決まりはありません。 例えば、近所の高齢者のお宅に訪問して、お庭の草刈りをして、「お茶でもよばれんかね」と言う中で交流が生まれるというのは、立派な心的交流です。カウンセリングではないだけで。自分の目的に即した方法論をきちんと選択できることに、重要なポイントがあるかとは思います。それこそ、そこには専門性が必要ですが。 さて、他にもう少し対象を絞るとすれば、例えば患者会のボランティアだとか、当事者会のボランティア、障害者団体のボランティアなど、探せばいくらでもあります。心理屋になりたいという連中は、「困った人の助けになりたい」というわりには、こういうボランティアにはなかなか出てきませんね。社会福祉の学生さんはよく来るのですが。医学部の学生さんも、やってる人はやってますね。 人脈作りを目的としたボランティアなどは、もっと後の話です。むしろボランティアは人脈を作るというより、自然にそういうつながりができる、という考えに基づく方がより正しいでしょう。 他にも学生時代やっていたことといえば、私は大学院の講義にも大学生の頃から出ていましたが、人気のない(でもとても重要な分野の)講義だったので、独り占め状態だったのは懐かしい思い出です。 高校生でも社会福祉協議会などを通じてボランティアに出る人はいますが、受験勉強に影響しないようにすべきだとは思います。 ・おすすめの本 いまからよんでおくべき本は、受験勉強の参考書です。心理学の本は大学でやればいいことですし、山ほど重要な文献が大学図書館にも研究室にもあります。 ・大学入学までにやっておくこと 同上です。受験勉強をクリアしないと、何にもなりません。今やるべきことは、受験勉強です。今やるべきことを疎かにして、何かを為すことができる人はいません。 それと、字数の関係でかけなかったので、いま書いておきますが、あなたがなぜ心理士を目指しているのかは、一度考えないといけないところだと思います。別に何が動機づけになっているかは、そんなこと「どうでもいい」のですが、「自分が~だったから、辛い人の気持ちがわかる」だなんて考えているとすれば、それはとんでもない考え方の一つであると思っていただいて結構です。 我々にとって大事なことは、相手がどう考えているのかということです。自分の体験に基づく、というのは聞こえはいいですが、自分の体験以外のことを拒絶する、ということととても仲良しの考え方です。人間は相手のことを容易に理解し得ない、おそらくは理解することなどできないことの自覚から、他者理解は発するのであって、あったこともない人間を理解し得ることから出発することなどはあり得ません。 普段の生活であれば、自分の体験を大事にしてもらいたいと思うものです。そうであれば、まずは、相手の体験を大事にすることです。不思議なことに、まわりまわって、二倍にも三倍にもなってかえってきます。 でも、仕事の上では、自分の体験を大事にしてもらうことを相手に求めてはなりません。相手に関心を向け続けなければなりません。自分の為に、相手の体験を使ってはなりません。これは大いに自戒が含まれていますが。 いずれにせよ、徹底した勉強が必要ですし、物事には順番というものがあります。今やるべき受験勉強を疎かにしては、何にもならないでしょう。
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