解決済み
法律・裁判に関係する職業について。 現在、都内の某大学の法学部政治学科に在籍しています。(2年生です。) 学部学科からもお分かりかもしれませんが、大学入学前は国会議員になろうと思っていましたが、民法や憲法などの法律科目の講義を受けているうちに、将来は法律や裁判に関する職業につきたいと考えるようになりました。 いろいろ考えてみたところ、①司法試験を受けて検察官か裁判官になるか②採用試験を受けて裁判所職員になるかという2つに絞りました。 しかし、 司法試験に受かっても検察官や裁判官になるのが難しいことや、 もしそうなった場合弁護士になりますが、弁護士会の会費が払えず、弁護士登録できないといったケースが増えていること、 また司法試験を受けるには大学院に行くケースが一般的ですが、そのために社会に出るのが周りより遅れてしまうこと、 大学院に行くには経済的に必ずしも肯定できないこと、 などの問題がある上、司法試験に合格すること自体も大変困難であること を考えると①はどうなのかなと思ってしまいました。 もちろん裁判所職員の採用試験も難しい試験であることは知っておりますが…。 こうして比較してみた場合リスクが少ないのは②のほうではないかと思うのですが ①と②を併願…というか、両方目指すことは可能でしょうか? 今まで大学内の司法試験対策の講座などを受講していたのですが、 やはり、司法試験のために社会に出るのが周りより遅れてしまうことがとても気にかかります。 そして、経済的状況も良いとは言えないため、その点も気にかかります。 けれども②は最近検討し始めたばかりなので詳しい知識もないのが現状です・・・ 質問がわかりにくいと思いますので整理します。 1つ目:①司法試験を受けて検察官か裁判官になること、と②裁判所職員になることを両方とも目指すことは可能なのでしょうか? 2つ目:司法試験を受けてから就職するまでと、採用試験を受けて就職するまでの流れでは具体的にどのような違いがあるのでしょうか? 長文ですみません。 アドバイス、質問への回答などよろしくお願いします。
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① 可能です。 裁判所職員の試験は司法試験の知識に包摂されてるので、司法試験の勉強だけしてれば簡単に受かります。 イメージ的には、中3に小6の算数の問題解かせるようなもんです。 司法試験を5月に受けて、6月に裁判所職員の試験を保険で受ける人たちは、みんな裁判所職員用の勉強してないです。 裁判所職員は大学4年から受けれるので、法科大学院と併願することも可能ですよ。 ②司法試験は、5月受験→9月合格発表→11月~翌年12月司法修習→1月から採用 裁判所職員は、6月受験→7月or8月合格発表→翌年4月から採用 という流れが一般的です。 もしかしたら、後輩かも。 ・裁判所職員試験は司法試験目指して勉強してたらいつでも受けられるから、まずは司法試験の勉強をしておくれ。逆は無理。 ・裁判所職員になって、裁判所事務官→裁判所書記官→簡易裁判所の裁判官という道もあるよ。 もちろん、その都度勉強して試験受けてね。ただ、簡裁の裁判官は結構高齢になるけど。 ・司法試験合格者は今んとこ2000人。そのうち検察官や裁判官になれるのは150人くらい。 最近は検察官と裁判官人気あるから、良い成績とっといた方が良いよ。成績良くなくてもなれる人もいるけど。 ・裁判所職員も法律に携わる仕事には変わりないけど、法律を使って自分のやりたいことやれるのは裁判官とか検察官とか弁護士。裁判所職員は決められた仕事をするだけさ。もちろん細かい工夫はいくらでもできるけどね。自分だったらこうするのにとか思ってもできないじれったさはあるよ。 ・弁護士就職難とかいうけど、本気で就職先がない人は、土地を選んでるか、マジでガチでコミュニケーション能力と清潔感がないか、年齢高めの女子かだよ。 ・法科大学院1年間の学費は、国立80万、私立150~200万。そこそこの成績とれば、学費返納免除(全額or一部)とかあるよ。 ・就職の段階で借金(奨学金)1000万弱の人とかいっぱいいるよ。 メリットもデメリットもだらだら箇条書きしたけど。 ストレートで合格したら、修習始まるのが25歳で、就職するのは26歳。そんなに不安になる年齢かね? 理系1浪して院卒のやつら(いっぱいいる)は、ほぼ同じ頃に就職だし、なんとも思わないけどね。 仕事は一生モンだよ。まだ大学2年生なら夢持って頑張ってよ。
こんにちは、もしかしたら先輩かもしれません。 回答の前に、ちょっと気になった点がいくつかあります。 検察官や裁判官になるのは難しいですが、なるのが難しいから司法試験そのものをあきらめるといった選択をした人を見たことがありません。 検察官や裁判官を目指しつつ、司法試験には合格した後に考えるべきです。 また、「弁護士会費が・・・」というご心配ですが、ちょっと情報に踊らされすぎています。 そんなこと言ったら、「会社に入ってもリストラが・・・」「外科医になっても腕を怪我したら・・」と言っているのと同じで、 ごく少数派になってしまうことを心配してたら何もできません。 そして、大学院に行くことによっての年齢の問題ですが、法曹界ではそれがスタンダードなのですから、問題ないと思います。 社会に出るのが遅くなるのが心配なのだったら高卒で就職すればよかったのではないかと思ってしまいます。 医学部だって6年ですよね。それで社会に出るのが遅く・・・という心配をする人はいないはずです。標準なのですから。 さて、ここからが本題です。 1 可能です。私の知り合いにも複数います。ただ、勘違いしてほしくないのは、あくまで司法試験が本命です。司法試験は3回受験可能ですが、1回目は司法試験に専願して、2回目から併願するといった人が多いです。 2 質問の意図がわかりかねるのですが、司法試験に合格したら(9月)、11月末から司法修習という研修が始まります。これは楽しいです。うかってよかったと思えます。早い人なら受験直後合格発表前から就職活動をしますが、司法修習中の就職活動がメインです。司法修習が終わったら(12月)、年内か年明けから勤務開始です。 がんばってください。
司法試験受験案内のサイトです。 http://www.moj.go.jp/content/000080528.pdf 受験資格は ①受験時において法科大学院の課程を修了し,かつ,5年間の期間において受験回数制限(3回)の範囲内である者又は ②司法試験予備試験に合格した者です となっています。 裁判所職員の受験についてのサイトです。 http://www.courts.go.jp/saiyo/siken/gaiyou/index.html 日程調整ができれば両方受験することは可能です。 新司法試験合格者の場合、「法科大学院において実務教育がなされている」と見做され、修習期間は1年が必要です。 裁判所職員は試験を実施した翌年4月1日付で採用されますが、その後資格があれば司法試験を受けることも可能です。
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