入管ＯＢとして、入国管理局の仕事はどのように感じましたか？つらいことはもちろんあると思いますが、楽しいことはありましたか…

Question

入管ＯＢとして、入国管理局の仕事はどのように感じましたか？つらいことはもちろんあると思いますが、楽しいことはありましたか？公務員試験を受けて結果待ちの状態です。もし特区と入管の両方受かったらどちらにしようか迷っています。入管のほうが語学を使う仕事ということで興味があり、入管に行きたい気持ちが強いのですが、待遇がどうなのかが気になります。パンフレットには書いてなく、業務説明会のときに空港などではシフト制もあると聞いたので・・・。予備校にいるので、講師にも聞いてみようと思いますが、この先４０年くらい働くことになるので、実際に働いていらっしゃったＯＢの方の意見を聞いてみたく質問しました。

Answer 1

自分が在職していたのは随分前ですから、今は若干事情が変わっている部分があるかもしれません（しかしそう大きく変わってはいないと思いますが…）。

日本の入管は、業務量の割に予算も人員も絶対的に不足していると感じていました。
これはどの職員にも共通の認識でした。
出入国者数や在留外国人数は右肩上がりなのに、こちらはそれに追いついかない訳です。
公務員は簡単に人を増やせませんから。

似たような官庁に税関がありますが、向こうは財務省（当時は大蔵省）の組織ですから、予算や待遇にはかなり差があると聞いていました。
職員数も全然違うし。

メリットは、有名人に会えることでしょうか。
成田等の大規模空港勤務だと、有名人は頻繁に目にします。

もし入管を選択されるのでしたら、半端でない業務量は覚悟する必要はあるでしょう。
語学を使うから…という点のみに惹かれるのでしたら、あまりお勧めはできません。
「国際化の最前線で、日本の公益に貢献するんだ」というくらいの強い気概がないと、後悔するかもしれません。
特区とは東京特別区のことでしょうか？
だとすれば、素直にそちらが良いと思います。

公務員は退職後も守秘義務がありますから詳細な事情はあまり書けませんので、これくらいでご容赦ください。