教員採用試験で２次試験があります。

Question

教員採用試験で２次試験があります。２次試験は、小論文・適性検査（MMPI検査）・集団討論・個人面接（自己PRも発表）がありますが、それぞれどのような点に注意して試験に臨めばよいのでしょうか。アドバイスをよろしくお願いします。

Answer 1

公立高校教諭です。

小論文について
①何より字を丁寧に。大きく、丁寧に。何人もの受験生の作文を読む人の気持ちを考えてください。
たぶんご年配の先生が見ると思います。それを考えて、字は大きめがいいです。
②最後の升目に「。」が来るように。これは（試験官も勤めた）退職した校長先生から受けたアドバイスです。最後に「。」が来ると、「書きたいことがあふれているんだな」とか「文字数どおりに文章をまとめられる力をもっているんだな」など、受験生の意気込みがいろいろ窺えるそうです。
③「〇〇という問題をなくすには××である」など断定的な表現は避け、謙虚に書きましょう。読まれている側はまだ教員じゃない人間です。そして読む側の人間は採用数十年の経験豊富な教員です。「あなたになにが分かるだ」という印象を持たれてはマイナスですよね。
④試験の日まで、とにかくいっぱい書いてください（私は一日３つと決めて書いていました）。書けば書くほど教育に対する自分の考えがまとまっていきます。そしてこれは面接対策になります。
⑤難しいかもしれませんが、できれば校長先生にみてもらってください。自分の母校に行き、事情を話し、全然知らない校長先生でもあたってくだけろな勢いでぜひ添削を申し込みましょう。私は幸い「つて」で見てもらえる退職した校長先生がおり、その方からずっとみてもらっていました。
※実際の現場では役に立たないこともある教員採用試験の試験問題ですが（教育原理とか）、実際の話、いちばん役に立つのは作文能力です。生徒の調査書、履歴書添削、保護者への文書の送付など、国語の力が本当に必要とされます。

適性検査（MMPI検査）
すみませんが、この検査は分かりません。私が受けた適性検査は「自分はいつも周りから注目されている気がする。〇か×か答えなさい」みたいなのが５０個近くならんだよく分からない検査でした。まじめに答えていれば問題ないと思います。適正検査だから、対策の取りようがない気もします。

集団討論について
①笑顔で。
②相手の論に対し攻撃することは避けましょう。協調性を大事に。
③しゃべり終わってから面接官の顔を窺うのは避けましょう（同じグループにそういう人がいました）。
④別にいちばん最初に発言しなくても合格します（私のグループで最初に発言した人は、偶然かもしれませんが落ちていました）。大事なのは協調性です。

個人面接について
①何より「何を言っているのかわかるように」です。
個人的にはいちばん緊張したのが個人面接でした。
面接は「会話」です。「（用意してきた答えの）発表の場」にならないようにするといいと思います（私は１回目はそれで落ちた気がします）。
②一つ一つの質問に対てし、言い終わるときは必ず相手の目を見ましょう。言い終わる瞬間目をそらすと自信なさげに見えます。
③難しい質問をされて考え込むときの、視線のやり場を決めておきましょう（私は左下でした笑）。目が泳ぐと動揺がばれます。教育現場で動揺する場面はたくさんありますので（生徒からの暴言、保護者からの理不尽なクレーム等々）、落ち着きのあるなしはけっこう重要だと思います。
④「この人となら一緒に働きたい」と思わせられればベストです。面接官も元先生（現指導主事とか）ですから、いつか一緒の職場で働くかもしれません。そのためにも、「緊張して言っていることが意味不明」はＮＧです。評価のしようがありません。
⑤うそは絶対だめです。私は宮城県（出身地）と北海道（滑り止め）を２つ受け、幸い両方２次試験に進み、北海道の２次試験で「両方受かったら、宮城と北海道どちらに登録しますか」と聞かれ、「北海道です」と嘘をつきました。「なぜですか？」と聞かれ「他県出身の私のほうが、進路指導などで生徒に伝えられることが多いような気がするからです」とよく分からない答えを出しました。試験官の「うそくさいなあ」みたいな顔は今でも覚えています笑（結局その年は両方落ちました笑）

自己PRについて
①制限時間を守りましょう（そういうのがある自治体ですか？）私の場合は集団討論のときに一人ずつ自己ＰＲを発表するタイプだったのですが、「１分で」というしばりがありました。面接官は時計でチェックしており、オーバーするひとが続くと「時間を守ってください」と注意されていました（あれは怖かった）。
②ＰＲ事項は１分なら１つ、３分なら３つ、が目安だと思います。

長くなってすみません。
合格するといいですね。

Answer 2

あなたに必要なのは運です。
さぁ、神頼みをしてきなさい。そして自信を持つのです。