解決済み
博士課程への進学で悩んでいます。理系の大学院2年生です。 将来の道について考えているのですが、博士課程に進み、アカデミックポストに就きたいと強く思っています。 ただ、いろいろと調べたところ、その道は大変に険しいものだと知りました。 なので、ひとまず就職活動を行うことにして、無事に内々定は頂いたのですが、アカポスへの夢を捨てきれずにいます。 そこで、社会人1年目から並行して博士課程を取りたいと思っているのですが、これは無謀でしょうか。 時間的にも金銭的にも辛いことは承知しているつもりです。 この考えをどう思われるでしょうか…よろしければ、アドバイスをお願いします。
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何でアカデミックなポストにあこがれるんでしょう? 私は今でも「何で安定した大企業の研究職を修士課程時代に選ばなかったんだろう」と今でも後悔します。 そういう意味では企業人をやりながら博士号を取るのは言い手段と思いますが、受け入れてくれる研究室はありますか? それと、1年目は無理と思いますよ。生活環境も大きく変わりますし、それに正式に配属される土地は決まってますか?いきなり海外と言うことはないでしょうが、研修とは勤務地が異なることはざらです。 一般職なら大丈夫なんでしょうけど。 私は一応アカデミックなポストに就いていますし、現在は余所を尻目に予算も減額されていない分野なので景気は悪くないですが、この先どうなるのかはまだわかりません。 もし大学の教員なんて言ったら…今後学生が減るのは目に見えているから当然ポストは減るでしょう。 それで居て年寄りの教授陣の定年は延びていくし、祖もsも定年以外の任期がない人が多いので滅多に動きません。 その上博士号を取得する学生は今も多い状況で、現在業界には30代のPDもあふれかえっている状況です。 大学の助教の公募をすれば任期付きのあまり良い条件ではない職でも100人近い応募があったりします。 今後もこの厳しさは変わらないばかりか、より厳しくなるでしょう。 この中で生き残る自信はありますか?今後は自分の実力だけではどうにもならないかもしれませんよ? かといって、博士号を取ってPDまでやって、その時点でアカデミアをあきらめても、もうろくな就職先がありません。 大企業が研究職にPD経験者の採用枠を用意しているといっても、年にほんの数人です。それに対して、業界で余っているPDの数は非常に多いです。 PDを辞めて実家の家業を継いだ人もいますが、彼はまだ幸せな方です。嫌気がさして出家してお坊さんになった人もいます。 土木作業員をやってる人もいます。以前学会に行くために拾ったタクシーの運転手さんも博士号を持っていたけど挫折した人でした。でも彼らはまだ幸せな方です。人生を降りてしまった人もいます。 これが現実ですが、途中で挫折したときのことを考えたことはありますか? もし、ここで「両立は難しい」と言われてあきらめてしまうような生半可な気持ちなら止めておくことです。
なるほど:1
企業の研究職につけば、そこでの研究で博士取得の可能性はありますよ。 ただししっかりとした企業でないとね。またしっかりとした企業へ入れないようなレベルだとすれば、アカデミックな 路はもともと無理だったのだと諦めることです。
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