解決済み
日本から輸出後、現地の輸入者が倒産してしまった。どのような手続きになりますか?こんにちは。 東京港の通関業者に勤めているものです。 荷主さん(輸出者)のご依頼で、台湾向けに輸出通関後、船積みを致しましたが、その後、現地の輸入者が倒産した旨 荷主さん(輸出者)より連絡がありました。 今回、L/C 決済で、銀行に買取書類の持ち込みをしておらず、荷主さんの手元に B/L はフルセットございます。 現在、コンテナは、KEELUNG のヤードに未通関で保管されたままです。 どのような手続きで、日本に戻せばよろしいでしょうか。 お判るりの方いましたら、お知恵をお借りしたのですが。 お願い致します!
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船積した商品がまだ相手買い手側に引き取られていないのなら、直ちにその商品を日本へ積み戻すことを考えた方が、輸出者にとって実損が少なくて済むと思われます。 当事者間の契約では代金決済条件がL/Cベースですから、本来は、輸入者が倒産、あるいは決済不能に陥ったとしても、L/C条件に合致した船積書類を台湾側のLC発行銀行へ提示すれば、発行銀行は決済しなければいけませんが、発行銀行も輸入者の弁済が受けられない倒産の事実を承知してますから、できるだけ輸出者の船積書類の決済を拒もうと、船積書類上の不備(ディスクレと言います)を粗探しして、細かいミスでも支払いを拒絶しようとします。また、最初からディスクレがある場合には、100%支払拒絶されます。 従って、発行銀行と買取銀行間でトラブルや決済遅延、最悪は決済を受けらえない場合もあります。 その間に、商品を悪意で買い手側が引き取ってしまう可能性もありますから、商品がまだ未通関で保税倉庫にあるのであれば、倉庫料もかさむので、早めに商品を積み戻した方が損害が少なくて済むのではないでしょうか?(船積、往復運賃、積み戻しの費用はかかりますが)
輸出者の意思だけですでに現地に到着している貨物を積み戻すことはできません。 輸入者は自身が倒産して引き取れないのなら、積戻し手続きをすることで日本へ戻すことができます。 積戻しをすることと、倒産してることは関係ありません。 銀行とのネゴは輸入者にまかせるしかありません。 そのような場合についてもL/Cの約款で決まってるはずですから。
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