土木関連の資格及び勉強法について 私は大学院修士１年で土木(正確には地震防災)を専攻しております． 就職活動…

Question

土木関連の資格及び勉強法について

私は大学院修士１年で土木(正確には地震防災)を専攻しております．

就職活動で，鉄道会社の保線軌道土木の部門から内定を頂き，来年春から働くのですが，私の学部時代の学科は特殊であったため，
建築からエネルギーに至るまで広浅のカリキュラムがくまれており，その中で建築土木系を履修してまいりました．

そのため，高専卒の子などに比べて土木の知識が乏しいと感じ，勉強していきたいのですが，何をどういう方法で勉強すればよいか迷っております．

一応授業でやったものとしては，
構造力学(たわみ，モーメント図やせん断力図などの力学全般および基礎)
材料力学(ひずみなど基礎)
地震防災（都市防災，運動方程式，応答スペクトル，耐震設計の基礎，衛星画像を用いた被害把握など）
信頼工学(破壊確率や最尤法など)

覚えているくらいでこれだけです．

水理や土質や工法などはやっておりません．

他に何を勉強すればいいですかね?
これらを勉強するのにいい方法ありますか?
社会に出てから技術士をとるために今から参考書買って勉強しようかなとも思います．

何かアドバイスをお願い致します．

補足

ありがとうございます．自分自身，何か目安を設定して努力するタイプなので，例えばその参考書なら何日でマスター，何週間で何回やるなど，何か目標となる数値を設定して頂けませんか?

同様に土木技術士の過去問何割とける！のような目標が欲しいのですが，全く難易度とかわからないので，もし知っていたら教えていただけませんか?

Answer 1

こんにちは
補足につきまして、

技術士二次試験の合格基準は、「60点以上」です。
これは、技術士資格を管轄している文部科学省から発表されている合格基準です。
実際は、論文形式の試験ですので、マークシート試験のように厳密に採点できませんので、ABCで点数が評価されます。
採点官がご質問者様の答案を読んで、60点以上に達していると判断されれば、A評価となります。
技術士二次試験の筆記試験は午前の試験と午後の試験がありまして、両方A評価がとれれば、筆記は合格です。
さらに、筆記試験を突破すると、次は体験論文を提出して口頭試験が待っていますが、これも合格基準は60点以上です。
(もし口頭試験で不合格になると、また筆記試験からやりなおしです。)

技術士二次試験は上述しましたようにマークシートではなく論文試験ですので、機械ではなく人間が採点します。
「技術士試験とは、何が問われている試験なのか？」を理解することができれば、合格は近いと思います。
個人的には、「SUKIYAKI塾」のHPがお薦めです。一度熟読されてください。

将来はぜひ合格して技術士の称号を勝ち取ってください。

Answer 2

同じフィールドにいるものです。

まだ若いのに、志が高く頼もしい限りです。

力学系は習得済みのようですので、あとは土質（地盤）を勉強されることをお勧めします。

お勧めの参考書は、絵とき土質力学です。
入門書として、最適かと思います。
私もこれを使いました。参考URLです。
http://www.amazon.co.jp/%E7%B5%B5%E3%81%A8%E3%81%8D%E5%9C%9F%E8%B3%AA%E5%8A%9B%E5%AD%A6-%E5%AE%89%E5%B7%9D-%E9%83%81%E5%A4%AB/dp/4274102548

次に、余力があれば、水理学、コンクリート工学を勉強されるとよいと思います。

（補足質問にお答えします）
絵とき土質力学は９章で構成されています。
さらに、それぞれの章は、７項目から１５項目にて構成されています。
すべて足すと９１項目ありました。
目標ですが、まずは１日１項目をクリアーしてください。
なれてきたら、１日２項目をクリアーしてください。

技術士の件ですが、技術士補はお持ちでしょうか？
技術士の受験の条件には、技術士補でなければならないと記載があります。
従い、まずは技術士補の試験に合格しましょう。
技術士補は、エンジニアリング（電気・化学・土木・機械など）すべてにおいて出題されるので、かなりハードです。
合格率は５０％くらいだったはずです。
従い、まずは５０％以上過去問が解けることを目標にされてはいかがでしょうか？