先ず「新薬の研究」とは創薬…つまり薬の候補を見つけることを言っていますか?この世界で「開発」と言うと、それは薬の候補をざっくり前臨床試験(動物実験など)や臨床開発(患者さんでの薬効や安全性の確認など)を指します。 いずれも大変に狭き門で国公立大学薬学部かあるいは有名私大の有力教授の卒論でないと困難極まりないです。 ただ学歴だけでもない部分もありますから、今の学業に精一杯取り組むこと。そしてどの分野…薬理とか薬剤とかでなく、更にその中のこれを深く学び、他人にアピール出来るだけのことをやるか…でしょう。 6年制にいらっしゃるのでしょうから、薬剤師の意義を現段階で否定することなく、その意義を踏まえた上で尚自分は製薬に溢れる情熱を持っているとアピール出来るようにしたいですね。4年制の創薬学科だとしたら大学院必須とお考え下さい。その2年間はひとつのテーマに特化して研究出来るのでアピール材料も見つかるかも知れませんね。最後にワタシは研究に進めるような頭脳がありませんでしたが、臨床開発も大変やりがいがあり、面白い仕事です。こちらに進めて本当に良かったといい歳になっても思っていますから。頑張って下さいね!
少し厳しい言い方になってしまうかもしれませんが、お答えします。 何を勉強していたらいいのか、いまいち具体的にイメージできないのは、目標が漠然としているからではないかと思います。 将来、新薬の研究をしたい場は、一流企業をということですが、例えばどの企業ですか? 名前以外にその企業についてどれだけのことを知っていますか? また、一流企業に海外の企業は含まれていますか? 研究をしたいというのは、具体的にどんな仕事がしたいのですか? 夢があるのは大事なことだと思いますから、 まずは、その夢に少し具体性を持たせることから始めたらいいのではないかと思います。 上にあげたようなことについて、1時間でも2時間でもしゃべり続けられるくらいの知識を身につけてからがスタートではないでしょうか? 実際に就職活動をする場合の、いわゆる企業研究にあたります。 目標の企業を見つけ、その企業が開発してきた多くの化合物それぞれについて、合成法や薬理作用、構造活性相関の点からみる特徴や、臨床試験の成績や体内動態、類似薬品との相違点・・ いくらでも調べることはあります。 調べた先に、その企業でなければならない理由が見つかるでしょう。 日々の勉強の中で、どれが特に大事という区別はないと思います。 自分の武器になるもの、好きなものを見つけて、磨くことが大事です。 自分特有のアピールポイントがなければ、どのように企業の役に立つかという話もできません。 新薬の研究というのは、有機合成だけではないのです。 目的とする受容体のモデリングや、薬理作用について、体内動態、剤形・・ これも、様々な薬学が織り交ぜられた集大成なのです。 その中で、何がしたいのですか? まずは、したいものを見つけ、自分の武器にする必要があります。 海外の企業も含めて考えるなら、語学も必要になるのではないでしょうか。 この教科書を読んでよく勉強すればいい というものではないように思います。 学校の勉強も広くやっておくことが大事でしょう。特化した分野以外のことは薄っぺらい知識しかないようでは、視野が狭く有用な人材にはなれません。 学校の勉強する他に、自分が興味をもった分野をどんどん掘り下げていく好奇心と馬力が必要だと思います。
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