行政書士の将来性

Question

行政書士の将来性行政書士を目指しているものです。母親に将来行政書士として独立したいと言ったら猛反対されました。「どんなに頑張るといってもあんたは甘い。第一行政書士だけでは食べていけるはずがない」という主張でした。今大学生で、社会の事情にあまり詳しくない私はここまで言われると流石に躊躇してしまいます。大学を卒業して実務経験の全くない状態では自殺行為のようなものでしょうか？？そもそも行政書士というのは頑張ったとして食べていける仕事なのでしょうか？？実際活躍されている実務家の方、またそうでない方など、行政書士の将来性についてご意見をお願いします。

Answer 1

仕事上、身近に行政書士がおりますので参考になれば。

独立は可能ですしちゃんとご飯も食べることができます。
世の中には行政書士事務所が多くあります。

ただ、他の士業に比べると収入は少ないです。

行政書士の年収平均は詳しく「611万円」という調査結果があります。これは４万人の行政書士に対して行ったアンケート結果です。

どんな仕事でもそうですが、顧客をつかむことが重要です。それがうまいか下手かで年収は大きく変わってくるでしょうし。
他の士業（税理士会計士等）との協業もできますし。

とりあえずは行政書士事務所に弟子入りされて、追々独立されればいいのではないでしょうか。
いきなり経験も無くぽんと自立したってうまくいきやしません。
独立するという事は経営者になるという事です。行政書士としての知識はあっても経営の知識もノウハウもないでしょう。

それから、行政書士はステップアップの道が多くあります。
様々な上位試験の試験資格となります。
十分将来性のある職種ですよ。

Answer 2

かなり厳しいみたいですが……まあ本人次第としかいえないと思います。
資格だけで食っていこうというお考えであれば無理でしょうが一生懸命努力すればどうにかなるかも分かりません。

大学生という事なので自分が一体何をしたいのか、反対されてもやるという覚悟があるのか、しっかり考えた上で判断されることをお勧めします。

Answer 3

行政書士の資格だけで１０００万円以上を稼ぐ先生もいらっしゃるそうです。
この手の質問については同じような事をいつも回答しているのですが、結局は本人の努力次第でどうとでもなるものだと思います。

例えば、ラーメン屋さんでもケーキ屋さんでも一緒だと思うのですが、工夫をしたり努力をしたり研鑽をしたりしてよりよい商品を作っているお店は繁盛するでしょう。「食えればいい」「こんなもんでいい」なんていう程度の商売しかしていないなら、その程度の売り上げしか上がらないのだと思います。
結局の所は行政書士も一緒です。

また、行政書士の資格でカバーできる仕事の領域は物凄く広かったりします。ですから、他の資格とあわせて仕事をすることでさらに輝く資格にもなり得ます。

例えば、行政書士＋ファイナンシャルプランナー、や行政書士＋社会保険労務士といった組み合わせなら、会社を設立しつつ、その後の会社経営のアドバイス領域にも活躍できるようになるでしょう。
行政書士＋司法書士も相性がよいと言われています。会社設立＋会社設立登記と、会社設立のことなら最初から最後まで全部丸ごと面倒を見ることが出来るでしょうし、農地の転用・売買も、行政書士の資格で「農地の転用・譲渡許可申請」→司法書士の資格で「農地の権利移転登記」とかいう組み合わせの仕事も出来るでしょう。

今、大学生でしたら、行政書士と「プラス１」の資格取得を目指してみるのも良いと思います。時間はふんだんにあるでしょうから、とにかく勉強をしてトライされてみてはいかがでしょうか？