子供の就職の事ですが、長女２０歳大学３年で写真の学科に所属しカメラマン志望。長男は高校２年で将来は保育士を志望。 両人…

Question

子供の就職の事ですが、長女２０歳大学３年で写真の学科に所属しカメラマン志望。長男は高校２年で将来は保育士を志望。
両人とも親として就職活動や将来性(安定感・収入面)が一般的な部分から見ると不安です。長女は昔から芸術肌であり個性派【私は女だから自由に仕事をしていきたい】のが趣旨。また特に長男は心の優しい人物で愛知地区の受験を希望していますが自分なりには考えているみたいですが、まだまだ女性の多い職場ですので男性の職場としての収入的な将来性に親として不安を思っています。三重県在住ですが長女の就職先や長男の就職活動や将来性に不安を感じています。良いアドバイスがあればお願いします。

Answer 1

両者共に安定性や収入面が不安になるのは自然かと思います。カメラマンはかつては稼げる花形でしたけど、景気が悪化しデジタルが普及してからは全体の需要が激減しもはや斜陽職種になっています。広告スタジオや写真館も廃業が多いし、自分達で撮った方が良い様な流れが強いのと少子化で将来性が。今後いくら景気が良くなっても少子化は間違いない。撮影自体が特別なことではないですからね。昔は大人でも家族揃って記念写真や写真を撮って貰いに写真館に行くのが自然でしたが、廃れています。雑誌も売れず、特にフリーは悲惨なようで子どもの大会のスポーツ販売写真や学校の販売写真のバイトをやっている人が激増しています。写真館や広告スタジオのオーナーになるか、その分野の第一人者にならないと大きく稼げないでしょうね。普通のカメラマンだともはや平凡で沢山いるので替りが効くのです。昔は何もかも高かったので機材を持っていてしっかり撮れる人は限られていたのと、記録写真でも需要が沢山ありました。記録は誰でも撮れるので、今は作品レベルが撮れないとしんどいです。最近バスのプロ運転手も食っていけずに委託で高速バス運転を安く請け負っているのと同じです。自由な仕事、写真家で作品を撮って写真集を売って生活になってきますよ。日本は殆ど依頼主の要望に沿った仕事です。日本では写真は絵画や音楽と違って認知され難いのと市場が小さいですからね。保育士はよく知らないけど、安い給料が相場の様で辞める人も多いみたいです。私立だと正社員じゃなくて契約の方が多いし、特に男性だと家庭持ちで続けている人は殆どいないです。女性ですら生活が厳しいからと辞める人が多い位ですから。幼稚園の先生も同じかと。男性で幼稚園や保育園勤務で安定しているのは経営者位でしょうか。子どもと関わって社員なら男性だと園よりスポーツクラブの指導員を薦めたいです。スポーツクラブは急成長し、コナミの様に大手になっているところもいくつかあります。どちらも安定や高収入なら大手企業じゃないと難しいです。写真も殆ど中小ばかりで大手だと大手出版社や新聞位、幼保では大学付属位でしょうか。でも紙媒体と少子化で厳しい状況には変わりはないですけどね。

Answer 2

カメラマンと呼ばれる仕事をしている者です。
私がわかるのは自分の業種についてですので、こちらについてまずお話しますね。

カメラマンには大きく分けて２種類あります。
会社に所属して会社員としてカメラマンをしている方と、事務所などをかまえてフリーで活動している自営業の方です。
いわゆる写真家の方は後者です。
広告代理店や出版社、撮影会社、新聞社・通信社などは社員カメラマンが多いです。ただ、これらの会社にもアルバイトの方や契約カメラマンの方はいます。新聞社は社員の比率が高いですね。

まずは娘さんが、どのようなジャンルのカメラマンになりたいかだと思います。
広告写真を撮るコマーシャルカメラマンでしたら、まずは事務所でのアシスタントから始める場合がほとんどです。
報道写真でしたら、新聞社・通信社の多くは記者さんたちと同じように採用試験を行っているので、そちらを受験することになります。
採用試験はかなりの「狭き門」です。
スポーツ写真でしたら、やはりスポーツ新聞をの採用試験を受けるか、スポーツを専門にしている撮影会社ということになります。スポーツはフリーで雑誌などと契約しているカメラマンが多いのですが、もちろん最初からフリーにはなれません。
もっとも需要の多いカメラマンのひとつであるウェディングは撮影会社の社員であったり、フリーであったり、場合によっては結婚式場の社員だったり色々です。
もしもカメラマンでなく、写真家になりたいと思ってらっしゃるなら、これはセオリーはないといかいいようがありません。
仮に著名な賞をいくつも受賞したとしても、だからといって絶対に仕事がくることにはなりません。

また「私は女だから自由に仕事をしていきたい」は、申し訳ありませんが学生さん特有の勘違いです。
どの仕事もそうですが自由に好きな仕事だけができるほど、楽で簡単な業種ではありません。
仕事に対してカメラマンの数は供給過剰といってもよい状況ですので、自分の撮りたいものだけを自由に撮って仕事になる方は稀です。

また私も女性ですが、「女性だから」を言い訳にしているようではいい仕事はできません。
能力に性別は関係ありませんし、女性だからと軽く見られ不利になることこそあっても「女性特有の感性で」などと耳障りのいいことを言われることはありません。
優れた感性を持つ方は男女ともにいますし、優れた撮影技術を持つ方も男女ともにいます。

あまり一般的でない仕事ですので、お母様が心配なさるのは当然のことと思います（私の母も最初は猛反対でした）。
まずは娘さんとカメラマンとして進みたいジャンルを相談されてはいかがでしょうか。
ジャンルごとに就職先（というのも微妙なのですが）が違うことは上でお話したと通りです。
名古屋でしたらアシスタントの先はいくらかあるとは思いますが、その他のジャンルで東京より圧倒的に少ないのも事実です。
もしも、娘さんが「カメラマンになりたい」というだけで、漠然とした希望しかお持ちでないようでしたら、この業種に進むことはおやめになったほうがいいと思います。

申し訳ありませんが、保育士さんについては私は詳しくありませんので、他の方におまかせします。
長くなりましたが、ご参考までに。

Answer 3

カメラマンの就職は、お母さんの心配通り、かなり難しいですよ。
新聞社に何人も知り合いがカメラマンとして働いていますが、コネもなく実績(入賞など)もなければ、写真館のアシスタントなど探して採用されたら良いほうです。
ただ、学部が専門とのことなので新卒で広告代理店などには入るチャンスありでしょう。フリーのカメラマンは甘くないです。
男性保育士さんは近年、採用があるみたいで、近所の保育園に男の先生が来てから、園の雰囲気がガラリと変わりました。
ただ、ご心配の通り、女性が主体の職種なので給与がそこそこではないでしょうか？
まだ若い息子さんは、給与のことまで考えが及ばないのは仕方ないですが、実際に保育士養成学科の内情を調べたほうが良いと思います。
女性が沢山資格を持ち、職を探している限り、募集条件は男性有利には成りにくいと思います。

保育士と異なり、幼稚園は資格が別で、公立幼稚園なら男性でも十分な給与があるかも知れないから調べてみる価値はあります。しかしあくまでも本人さんが自分で意志を持って働くことが大切ですね。

Answer 4

姉はともかく、
末っ子長男は、早いうちに自活を経験させないと、ダメ人間になりがちだよ。

おそらく母親も溺愛してるだろうしね。