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減価償却を、概念フレームワークで説明するとどうなりますか。

減価償却を、概念フレームワークで説明するとどうなりますか。簿記3取得の初心者に教える感覚でお願いします。 従来の期間損益計算を重視する考え方ではなく、概念フレームワークからのアプローチで説明するとどうなりますでしょうか。 概フレ自体はわかります。 「簿記3級にガイフレはいらない」とか言うご意見はご遠慮願います。

補足

皆様、ご返信ありがとうございます。 大学や専門学校などで簿記の講師をいたしております。 概念フレームワーク自体は理解しております。 従来の考え方で解りやすく教える事は簡単です。 しかし、会計新時代に備え、概念フレームワークをベースに、 なるべくわかりやすく、かつ楽しく教える事ができないかと模索中です。

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    失礼を承知で申し上げますと、簿記3級取得程度でしたら不要です。 というよりも、会計処理を理解する妨げにもなるからです。 概念フレームワークは演繹的アプローチによって導かれたもので、理論的な…観念的な内容です。 これを学ぶには「会計」を体系的に理解してから…最低でも把握してからの方がいいです。 質問自体の内容ですが…資産負債アプローチで説明してほしいという意味でしょうか?(概念フレームワークの定義が「資産」に始まっていることから、「概念フレームワークからのアプローチ」とは資産負債アプローチを指すという意味だとは思うのですが…) とすれば、資産負債アプローチ自体の説明で足ります。 会計というのは、必ずしも資産負債アプローチ、収益費用アプローチ、どちらかで説明しなければならないようなものではありません。また、どちらともで必ず説明がなせるわけでもありません(繰延資産、繰延ヘッジ損益等の問題が指摘されています)。 実際、現在の会計処理は、資産負債アプローチによって説明される会計処理もあれば、収益費用アプローチによって説明される会計処理もあります。 なお、既知とは思いますが、減価償却は「適正な期間損益計算」が目的です。 これを資産負債アプローチで表現すると、固定資産の価値が減少したことから資産の帳簿価額を減少させ、これに伴って費用を計上することになります。 繰り返しますが、まずは体系的に勉強した方がいいと思います。 <「補足」について> なるほど、教育者の方でしたか。 簿記3級取得者に教えるよう…というのはins001xさんを指した意味ではなかったわけですか…。 これは大変失礼しました。得心がいきました。 とすれば、減価償却を教える上で概念フレームワーク…ではないわけですね? 概念フレームワークを教える上で減価償却を例に出すことを考えている…そういう意味でよろしいでしょうか? そのように解釈致しますと、やはり「利益」を対象にしたほうがわかりやすいように思います。 概念フレームワークを学ぶ上で一番重要なのは会計の目的にあるように思うからです。 いうまでもなく、それは「利益」です。 文言を引用してもよかったんですが…(ins001xさんは理解されていると思います) 「投資者の投資意思決定に有用な情報の提供」とは、すなわち企業価値評価であり、それは将来キャッシュ・フローから導かれ、将来キャッシュ・フローは利益情報を基に計算されるからです。 他の質的特性等も覚えておけば役には立つと思いますが…それほど重要ではないように思います(「トゥルー・ブラッド報告書」からの変更点も面白いかもしれませんが)。 万が一、減価償却を教える上で概念フレームワークを考えている場合ですが…(杞憂かもしれません)。 それについてはやめておいた方がいいと思います。 減価償却そのものの理解が遅くなる気がしますし…何より多くの人(基本書を含めた様々な本等)は適正な期間損益計算によってなされるものだと考えているのが現状です。 会計理論がそこまで変化することはまだまだ到来しないように思います。 ins001xさんが国際財務報告基準等を勉強されているとすると尚更お気持ちは察しますが、まだ早いと思います。 私見ですが、昨年の自見金融担当大臣の発言によって、日本会計基準の国際化はまた一歩、大きく遠のいたように思いますし…。現大学生に概念フレームワークから減価償却を教えるのはあまりに早すぎると思います(学生が混乱します)。

  • 減価償却= 有形固定資産を実際に利用する事によって生じた価値の減耗に基づいて費用をとらえ、その価値の減耗分を費用配分する 概念フレームワークの第4章 (4)利用の事実に着目した費用の測定 から持ってきました。4章51項・52項あたりです。 建物を使えば、古くなって価値が減るので、その価値が減ったという事実に注目して、その減った額を、費用として減価償却費を計上するって事です。 概念フレームワーク知っていて、 簿記3級レベルにも、わかる減価償却なんて 学習の順番めちゃくちゃですね…(;^o^) 概念フレームワークは1級でもそんなにガッチリ勉強しないのに… もしかして簿記の講師とか教える側の人なのかな?なんてちょっと考えてしまいました。 3級レベルの人が、いきなり概念フレームワークを考えるのは 理解自体はできるかもしれませんが、相当負担ですよ… 前提とか概念とかいう、「そもそも論」を先に聞いてもピンときませんしね。 もし、質問者さんが教える側だったら、教わる側の事も考えてあげてください(^ω^;) ご自身で勉強する場合でも一緒です。 最低でも、同じ部分の企業会計原則や基本部分の会計基準とセットで勉強しないとキツイと思います。

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