国家公務員薬剤師と民間病院薬剤師についていくつか質問があります。話題が色々飛んでいて、読みづらい文章で申し訳ありませんが…

Question

国家公務員薬剤師と民間病院薬剤師についていくつか質問があります。話題が色々飛んでいて、読みづらい文章で申し訳ありませんが、回答していただけると嬉しいです。特に薬剤師の方の回答をお待ちしています①下記のURLにおいて、６年制課程を卒業した国家公務員薬剤師の初任給は「４年制課程卒業後、３.５年に相当します」とあります。国家公務員の給与に準ずる薬剤師には大学病院や国立病院機構の薬剤師が該当すると思うのですが、民間病院で働く薬剤師は全く恩恵を受けられないのでしょうか？
http://www.jshp.or.jp/cont/11/1228-1.html

②実は私は四月から「国立病院機構を辞退して」民間病院の薬剤師として就職します。全国区ではないですがその地域では結構有名な病院です。ベットの数は600床くらいです。私が行く病院は昇給が毎年平均1％らしいです。具体的には2000円程度。一方、上記のURLによると(200800-178200)÷3.5≒6500円で国家公務員薬剤師の方が3倍ほど昇給しています。国家公務員薬剤師と民間病院薬剤師における昇給の差は普通でしょうか？(私が行く民間病院の昇給率がすごく低いだけでしょうか？)

③私は国立病院機構は3、4年毎に転勤させられるのが嫌だったので辞退しました。また私は多くの診療科があり幅広い分野の薬を扱える中規模以上の病院を希望していました(その方が薬剤師としての実力を高められると思っているため)が、最初に配属される病院が小規模だったこと、転勤先は最終的には上層部が決めるため、運が悪ければ10年以上、小規模の病院を転々とするかもしれないと思い、それが嫌だったので辞退しました。私が行く民間病院は矯正歯科もあり幅広い分野の薬を扱えます
ただ給与の面では国立病院機構を選んでいた方がよかったのではないかと今になって思っています。私は上記の理由で国立病院機構を辞退しましたが私の選択について客観的に見てどう思われますか？もったいないことをしたと思われますか？

最後にこれは蛇足ですが、第一志望は大学付属病院でしたが、地元の大学付属病院が募集していなかったため受けませんでした。来年以降募集していたら転職を考えています

Answer 1

転勤が嫌なら仕方ないと思いますよ。
民間の私立病院は昇給額が少ないのは一般的です。
私の地区でも国立病院と私立病院では初任給の差はあまり無いですが、
定年時には年収で300万以上の差が開くと聞いています。
退職金も数千万円の差があるようです。

基本的に給料は需要と供給で決まります。
総合病院の就職は人気が高くて、病院側は高給を出さなくても人が集まりますからね。
国立病院も人気が高いですけど、
公務員は需給関係に関係なく給料が決まりますから、
給料を重視するなら国立病院がいいと思いますよ。

質問者さまの選択は薬剤師としての業務と自分がどう生きるかの考え方ですから、
他人がとやかく言える問題ではないとは思いますが、
基本的に薬剤師の年収は普通の大卒平均よりも低く、
給料的には割に合う仕事ではありませんからね。
私の場合は結婚して子供を養うとなると、給料をどうしても優先してしまいます。

Answer 2

①について
民間の薬剤師は全く恩恵を受けられません。
ＵＲＬで示されているのは国家公務員の給与に準じる組織の薬剤師についてですから民間病院は関係ありません。当然ですが民間病院の初任給は病院によって全く違います。

②について
一般的に民間病院の薬剤師の昇給は少ないです。2000円が民間病院の中で高い方なのか安い方なのかは分かりませんが、世間一般の昇給と比較すると確実に安いです。国家公務員薬剤師の給与は民間の給与を参考に人事院勧告に基づいて決められますが、参考にする民間の給与は世間一般の企業の給与なため民間の病院薬剤師より高くなります。

③について
目的を持って就職先を選ばれているようなのでそれはそれで有ではないでしょうか。ただ民間病院の薬剤師は給与の安さに耐えきれず調剤薬局などに転職していく人が多いという現実は客観的事実としてあると思います。調剤薬局も世間一般と比較すると安いんですけどね。
勿体ないかという点については正直わかりません。国家公務員も今までは良かったですが、来年度の給与は人事院勧告以外に７．８％という大幅なカットが行われます。この措置は一応２年という時限装置付きですが、昨今の公務員に対する圧力を考えると将来性は？な部分があります。