司法試験の予備試験を独学で合格したという強者はいるのですか？

Question

司法試験の予備試験を独学で合格したという強者はいるのですか？

Answer 1

います。自分の知り合いがそうです。しかも一発で、学部は経営学部でしたね、Ｆラン大学。
彼は大学にろくに行かないで毎日寝てるか趣味で運動するか、ごくたまにひっかかった女の子と遊ぶかなんていうとんでもない生活を続けて３留してました。昼夜逆転してるし、バイトは日雇いのみ、髪も知ってた時より大分薄くなってました。

留年は２年でとどめるつもりだったらしいのですが運の悪いことに試験前にインフルエンザになってテストの範囲がギリギリ間に合わなかったそうですｗ

そこからなんとかシュウカツしないでいい方法を考えて、法曹を目指したそうです。３留の時点で新卒じゃなくなりますし。
んでもって、まず勉強の為の資金を稼ぐために、いったん地方上級試験を目指します。その時が４月だったそうで、一年の準備になりますね。
まぁ３留もしてて勉強したいから金を出してくれなんて親に言えませんよね、自分でいったん大学を卒業してから勉強しようと考えたそうです。
それに司法試験ともなれば法律系資格の最難関でありかつ日本の試験の最難関であるがために段階を踏むのが大事と考えたそうです。あとリスクヘッジを考えて。
公務員試験(地方上級ですが)には憲法や民法、行政法など、特に前者は法律の基礎になりますし、あるので。
公務員試験ついでに行政書士試験も受けてましたね。

見事公務員となった彼は真面目に働きつつ、資金を集めて、公務員になってから３年後に旧司法試験が予備試験に変わりましたが、合格しました。独学と言っても予備校の答案練習などは利用したようですが、それ以外は市販の教材のみで合格してました。
しかも彼、一応経営学部だったので、この事を見据えて経営学や経済学に関して勉強してたみたいだったので、営業の方もスムーズに行ってます。めったにお目にかかれないサクセスストーリーですが、やっぱり彼の反社会的な精神が生んだ結果じゃないでしょうかね。実は彼は高校時代に軽いいじめにあっていたらしくてそれからいろいろと物ごとを深く考えるようになったようで、常識が大嫌いで、単純な事でも根本をとらえようとしてました。

天才の目覚めと言う奴ですかね。けど中学までの彼はとても明るくて、女性にももてていたし、いつも周りに人がいるようなタイプの人間でした。けどどこかさみしそうな奴でした。下校だけはいつも一人でした。闇落ちと言う奴ですかね。リアルに。
まー法曹なんてのは一部のエリートか、彼のような変わり者くらいしかいないんじゃないですかね。
たしか旧司法試験に独学で受かった人が書籍を書いてたと思います。その人も凄絶な過去を持っていましたね。
エリートにしても、過去をもつにしても、彼らに共通してるのは非常に強い意志です。頭の良し悪しよりも、目的意識を強くもって
具体的に行動してる人間が結果にたどりつきます。
本当の強者や天才はこんな試験なんて受けないでも人生を豊かに生きれる人間なんじゃないでしょうか。