解決済み
司法試験はとにかく合格率が低かったからです。 そのため何年勉強しても受からず、 文系の優秀な人材が数多く社会に出れず浪人状態となり さらに試験を諦めた頃には就職もできないので これが社会の大いなる損失だと言われてきました。 これを打開するために 受験回数を3回に制限し、3回だめなら諦めて 優秀な人材に社会に出てもらおうということになりました。 さらに合格率もアップして医師国家試験の様に8割近くにし その代わり大学4年間に加え、専門職大学院で3年間、 学者や裁判官、弁護士や検察官など実務家からみっちり指導を受け学習し、 即戦力となる人材を育成するという理想を掲げたのです。 しかし蓋を開けてみれば合格率は2割、しかも卒業率は1割から 4割しかないところもあり、なのに授業料は私立では3年間で600万以上と かになってしまったのが現実です。 よって、当初は合格率を高くする代わりに受験回数も3回にするはずだったのに、 合格率は低いのに受験回数は3回のまま、しかも卒業要件が大変厳しい、 さらに三振したら有利な就職ができない、(このため卒業者には司法書士の資格を与えるという案が検討されことがあります。) という状態になっています。 さらに大学院卒業後、就職するまでの約2年間は当初は準国家公務員として 給料が出ていたのですが今年からカットされ逆に借金を背負うようになりました。 よってこの2年間の生活費、千葉県での滞在費などをまかなうのは大変です。 ですからよほど学力に自信のある人のみ、かつ授業料や生活費、受かってからの生活費 など経済力も確保できる人でなければ、なかなか法律家にはなれなくなってしまいました。
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