回復期リハビリテーション病棟における「監査の準備」について

Question

回復期リハビリテーション病棟における「監査の準備」について今度、病院でリハビリテーション部の監査があると言われました。

そこで、以下の質問にお答えいただければと思います。

質問１：「監査」とは、具体的にどのようなことが行われるのでしょうか？

質問２：どのような準備（書類・体制）を行っておく必要がありますか？

よろしくお願いいたします。

Answer 1

監査とは、院内監査のことでしょうか。院内でカルテの記載、必要書類、施設基準の遵守状況を確認する事もあると思います。
外部では、監査というと支部厚生局の個別指導で問題があった場合に、監査が行われます。これは医療機関の取り消しなど重い処分を前提に行う事ですが、事前に個別指導を行っているはずです。一般的には、保健所や厚生センターでの医療法に基づく立入検査のことを監査と呼ぶ方が多いです。これは医療法に基づくもので、主に感染対策、医療事故防止、医師の勤務実績等について年に1回行われる検査です。他には支部厚生局の施設基準を調べる適時調査があります。
いずれにしても、施設基準を満たしていること。それに対する書類を整備しておくことが必要ですので、勤務実績、リハビリの計画書と経過記録、カンファレンスの実施記録、リハビリテーションの評価記録、回復期ですと、病名と発症日の一覧、該当患者の比率などが分かる書類も必要だと思います。