解決済み
どうしても研究がしたい!でも……私は将来研究職(化粧品)に就きたいと思っています。 しかし、女性の中で化粧品に研究職は非常に人気が高く、就職し辛いのもわかっています。 そこで、わたしは薬学部に進み薬剤師の資格を取り、研究の道に進もうとすれば万が一どこのメーカーに入れなかったとしても資格を持っているので何とかある程度のところへ就職できるのではないかと考えているのですが、甘すぎですか? また、理数系が得意で文系科目は全くダメなので私立一本に絞りたいのですが、化粧品の研究職に就きやすい大学、または学部はあるのでしょうか? あと受験まで一年ちょっとしかないので、志望校をしぼって頑張りたいです。 どうか皆様の知恵をおかしください……おねがいします・・!
508閲覧
薬学部には、薬剤師養成を目的とした6年制学科の外に、薬学研究者養成を目的とした4年制学科があるのはご存知ですよね。 私立大学薬学部は6年制学科しか設置していないところが多いのですが、国公立大学には全て4年制学科があります。 6年制学科ですが、これは薬剤師養成を目的としており、卒業すれば薬剤師国家試験受験資格が取得できます。 内容も薬剤師養成に特化しており、臨床薬剤師としての研究者へは進めますが、一般企業が研究者として求める教育を受けていないので、研究者としてはどこも採用してくれません。 一般企業の研究者への道としては、4年制学科が正解です。 4年制学科は薬学研究者養成を目的としており、大学院進学を前提としています。 学部の間は基礎知識と研究の基礎(実験の仕方など)を学ぶだけで、実際に「研究すること」を学べるのは、大学院からです。 従って、4年制学科を卒業しただけでは、ほとんど意味がありません。 薬剤師養成過程の6年制移行措置として、4年制学科卒業でも大学院修士課程修了後、実習などを専念して受ければ薬剤師国家試験受験資格を得られる特例もあります。 しかし、これは現実的に非常に厳しいものであり、無いものと考えた方がよろしいでしょう。 結局のところ、研究者か薬剤師かは、大学入学時に二者択一になります。 薬剤師養成課程が4年制であった平成17年度の入学生までは、修士(薬学)+薬剤師免許は普通に取れたのですが、今ではほぼ不可能といってよいでしょう。 研究者になりたければ、本当は国公立大学(地方国立ではなく旧帝国大学クラス以上を推奨)の4年制学科を卒業し、大学院修士課程(博士前期課程)を修了するのがよろしいでしょう。 どうしても私立というのであれば、東京理科大学薬学部生命創薬科学科(4年制課程)を卒業し、大学院修士課程(博士前期課程)を修了するのがよろしいでしょう。 特に薬学部でなくとも、工学部や理学部の化学系学科でも可能でしょう。 それでも、大学院修士課程は必須ですよ。 6年制課程+大学院博士課程(4年制)は確かに研究者養成課程ではありますが、臨床薬剤師としての研究者を養成する課程です。 例えると、大学病院や大規模病院に薬剤師として勤務しつつ、実際の症例を通じて研究するということです。 同じ研究目的でも、その研究内容は製薬企業や化粧品の研究職とは全く異なります。 少なくとも、新たな薬物や化粧品を開発するといったことではありません。
私は、他の回答者の方々とは意見が違います。 6年制薬学部>薬剤師免許取得>薬学系大学院(4年制博士課程)がもっとも可能性高いでしょう。 薬学系博士課程は、まだ修了者はいないはずですが、研究者養成のコースであることは間違いありません。 そして、研究職に就職できなかった場合、プー太郎になるか、薬剤師として病院なり薬局なりに勤められるか、というのは、おおいに違います。 大学は、私立なら、理科大、慶應など一流どころを。研究職の世界は、意外に学歴社会で、レベルの高い大学、大学院のほうが、研究職への就職は格段に簡単です。ほんとうは旧帝大が理想。
先の回答者さんの言われるとおり、 私立6年制薬学部では研究職は厳しいでしょう。 旧帝修士は必要です。 東大修士でもメーカーの研究職に就けるかわからない世界です。 とにかく、国立旧帝クラスの薬学部、理学部、工学部、農学部を目指すのがいいと思います。
< 質問に関する求人 >
研究職(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る