派遣の安定度合い

Question

派遣の安定度合い私は、日総工産株式会社のユニシアJKCステアリングシステムズ秋田事業所（横手市）という所で派遣の仕事をしていますが、派遣労働者の名前のリストを見ると、80人～100人位いそうです。そこで質問ですが、「派遣労働者は、3年しか働けない」と言う説がありますが、3年以上働かせて貰う事は出来るのでしょうか？ 又、派遣で働き、その給料で、家族や子供達を養っている人っていますか？ 又、自動車部品の製造の業界は今後どうなるのでしょうか？それと、ユニシアで、リストラをする可能性は有りますか？

Answer 1

派遣先の企業には、「直接雇用義務」があります。

①同一場所の同一業務に、3年以上同一の派遣労働者を受け入れており
②派遣先がその業務に従事させるため新たに直接雇用する労働者を募る予定

…である場合、当該（＝①の）派遣労働者にまず雇用契約の申し込みをしなければなりません。

つまり、もし貴方がそれに該当した場合でも、「直接雇用契約を申し込まれる事になる」だけなので、貴方が断れば、そのままの形で就業できます。法的には選択権は貴方にあります。またその義務さえ果たせば、派遣先も自由に新規雇用できます。

なお「３年」という制限は、下記ＵＲＬにある２６業務以外の業務を指します。
http://www.hisamatsu-sr.com/haken/26gyoumu.htm

ただし、その義務が面倒くさいため、あらかじめ、同一の派遣社員の雇用期間を「３年以内」と決めてしまっている企業も多いので、
その場合、法的な問題ではなく、その企業の方針で、派遣労働者の意志に関わらず「契約終了」とされてしまうでしょう。
（とにかく直接雇用をしたくない！…という明確な意図がある企業はそうしています）

また、派遣という雇用形態でも、扶養している方は多数いらっしゃいます。

自動車部品の製造に関わる業界の今後（予測）については、
現状、ポジティブに語れる状況ではないというのが私見ですが、
（他の業界もですが）

だからこそ派遣業界としては、しばらくは下降しないでしょう。高い需要は続きそうです。ただし、この派遣という形での労働者が増えた分、その中での競争も増しています。

弊害的な側面として、
労働意欲が低下し、責任感の希薄な人々が増加傾向にあるという点も不安要素。
やはり直接雇用の方が企業にとっても良い、という転換期が、いずれ訪れる可能性はあります。

これはユニシアさんという、特定の企業に限らず…
「派遣切り」という意味でのリストラなら、常に覚悟しておいた方がいいと思います。
直接雇用者をリストラする可能性もあります。業績悪化の可能性、と同義ですから。

また、派遣労働者に限って言えば、
派遣元による実質リストラ＝「派遣先を紹介してもらえなくなる」場合もあります。
登録者が増加すればするほど、登録者間での能力競争も激しくなるからです。

結局、派遣の安定度合いは、
「本人の能力」「派遣元の信頼度」「派遣先との相性」によります。

良い職場を探し、自分の能力を活かす、という点で求められる努力は、
直接雇用先に勤める人達と何も変わらないはずです。

派遣という雇用形態そのものについては、「不安定である」の一言に尽きます。

Answer 2

詳しく企業名を書き過ぎ。

そういった意識の低さがあなたを、派遣のまま家族を持てるか？などという低い希望に留めているのですよ。

Answer 3

派遣は不安定な雇用形態です。いつ契約が切れるかという不安が常に付きまといます。また、派遣会社や派遣先は、派遣スタッフのことを商品、駒としてしか見ていません。