解決済み
施行法を利用しての教員免許で教員になれますか私は、1級陸上無線技士と実務経験により、高校1種工業の教員免許を取得しました。 現在、36才、民間企業に勤める社会人ですが、諦めていた教員になりたいという夢があり、来年度愛知県の教員採用試験を社会人特別選考枠で受験しようと思います。 そこで、受験資格的には問題ないはずなのですが、現実問題として ①試験は合格点あるという前途で、施行法で取得した教員免許では採用されない、もしくは採用されにくいか。(しかも高卒です) ②採用された場合、教育実習を受けておらず、教職教養も勉強したことがないため、実際の現場で働くのは厳しいか。(教育実習を受けて採用された人より大変か?) アドバイスをください。 教職に携わりたいという気持ちはありますが、現実はおそらくいろいろと厳しいと思っています。 実習助手も受験資格的には問題ないので検討しています。
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①高卒であっても、施行法によって免許を取得していても、そのことが直接試験の合否に影響を与えることはないでしょう。ただ、教員採用試験では面接、模擬授業、集団討論などの人物試験が大きなウェイトを占めます(社会人選考では特にその傾向が強い)。 面接や集団討論では、教育時事や学校教育の現状と課題についての知識が試されるでしょう。社会人選考の場合、おそらく教職教養筆記試験は免除になりますが、だからといってその部分の知識が欠落していては面接を乗り切れません。また、面接の中でおそらく模擬授業がある筈です。実際に生徒がいることを想定して、面接官(校長や教頭が多い)の前で5~20分程度(時間や内容は自治体によって異なる)の授業をやって見せるのです。 教員採用試験は、大学4年生だけでなく、実際に講師として教壇に立っている人も多数受検します。そうしたライバルに打ち勝って上位数パーセントに入らないと合格できないのです。 ②教育実習の経験があろうとなかろうと、教員採用試験に合格する力があれば、日々の授業をおこなう最低限の力は備わっている筈ですし、そうでなければいけません。とはいえ、1年目は教材研究のために毎日夜遅くまで学校に残る日々となるでしょう。土日に部活の指導や引率が入る場合もあります。何歳であっても、初任者は新米扱いです。年下の「先輩」に教えを乞うたり、頭を下げたりする場面も出てくると思います。 ご存知とは思いますが、高校の職業科が減少傾向にあることから、工業や農業の教員募集は極端に少ないです。工業という教科にこだわりや高い専門性をお持ちであれば良いのですが、もしそうでないのなら、免許法別表4を根拠に他教科免許を取得して他教科で受検されることも、現実的な選択肢のひとつとなるでしょう。通信制大学で1~2年あれば取得でき、教育実習も不要です。 教員はやりがいのある仕事ですが、30代40代で転職するのは(教員に限らず)困難な道のりになるでしょう。教員になるのも大変ですし、教員になってからも大変です。困難を乗り切れそうかどうか、よくお考えになってみてください。 (guppyshinoさんへ)
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