解決済み
「パイロット」について何でも良いので教えて下さい!♫試験内容、過酷さ、年収…なんでも構いません。 とりあえず一つでも多く「知りたい」と思っています。 また、どんな本を読んだら詳しい知識を知ることが出来るか、 お勧めの本、等ありましたら教えて下さい♪ 宜しくお願いします♥ p.s. 私自身が目指している訳ではありません☆
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パイロットの種類にもよると思いますが、エアラインパイロットについて回答します。 ●試験内容について 試験も色々ありますが、まずは航空会社、航空大学に入るための入社・入学試験でしょうか。一般的には英数国などの学力試験と、操縦適正試験、身体検査などが行われると思います。 続いて免許を取るための試験。これは筆記テストの他に、実際に飛行機を操縦する実技試験があります。 趣味でパイロットになるなら「自家用操縦士」、仕事でパイロットをするのであれば「事業用操縦士」という免許が必要になります。この免許は、飛行機であればエンジンの数(単発・多発)や陸上・水上などのカテゴリーごとになっています。 他に、悪天の中を飛行するために「計器飛行証明」という資格も必要になります。 さらにエアラインの機長になるためには、「定期運送用操縦士」という資格もあるので、それぞれに応じた試験(筆記・実技)を受ける必要があります。 ●過酷さ 仕事内容としては、やはり集中力が問われる仕事なのでそういう意味での過酷さはあります。飛行機は空中で止まれないので、天候が悪かったり機材が故障したりすると短い時間でたくさんの事を処理しなければならないので大変です。事前によく機材の構造を勉強しておいたり、起こりえる事態への対処方法を考えておく必要があります。 勤務時間(乗務時間)については、パイロットは航空法で厳しく制限されていますし、通常は航空会社でもさらに制約を設けているので、普通の会社員のように長時間の残業で帰れない…というような厳しさはありません。基本的に十分に休息を取っていないと危険な仕事ですから、何らかの理由で勤務時間をオーバーした場合は翌日が強制的に休みになることもあるくらいです。 ただ仕事の特性上、長距離のフライトではどうしても勤務時間が長くなってしまうので、そういう時は辛いこともあります。長距離フライトの後は休息日が必ず設けられているので、連日徹夜というような事はありませんが。 あとは実際にパイロットになってみて思ったのは、チャート(航空図)の差し替えが意外と大変という事でしょうか。2週間おきくらいに改定されるチャートは、時には膨大な量の差し替えが発生しており、休日なのに半日がかりで事務作業…という事もあります。他に各社設定されている飛行規程の改定や、新しい飛行方式などの勉強もあり、これらは勤務時間とは別に自分で時間を見つけてやらなければならないので、意外と大変です。 ●年収 これもパイロットによってピンキリなので一概には言えないですが、エアラインパイロットで平均すると1100万くらいのようです(平成22年調査) ただ非エアライン(航空写真撮影や遊覧飛行などのパイロット)では300万円台という方もいますし、エアラインの中でも大手とLCC(ローコストキャリア)ではかなり開きがあると思います。 大手のエアラインであれば副操縦士で1300万くらい、機長で2200万くらいが相場かなというイメージです。 詳しく載っているサイトを見つけたので、良かったら参考にどうぞ。 http://nensyu-labo.com/syokugyou_pairotto.htm ●本など 雑誌では、イカロス出版というところから「THE PILOT」という本が出ています。写真も多くて、パイロットになるまでの過程の特集なども多く、読みやすいと思います。 あとは、文庫本で「機長からのアナウンス」(新潮文庫)、「機長の一万日」(講談社)あたりがパイロットの日常を描いた読み物としては面白いのではないでしょうか。 ●最後に パイロットと言っても趣味のパイロット、エアラインパイロット、戦闘機パイロットなど本当に幅広いので、分かる範囲で少しジャンルを絞ると答えやすいと思いますよ。今回の回答は主にエアラインのものなので、質問者さんの意図していた内容と違っていたらすみません(^_^;)
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