就活と教員免許について

Question

就活と教員免許について教員免許（国語）を取得見込みなのですが
就活で一般企業に就職する際は教員免許は記載しない方がいいのでしょうか？
大学では書くようにいわれたのですが・・・

Answer 1

私はすすめません。昔は、一般企業で人事部などだと社員教育に有効な人材として優遇されていた時期もあったようですが、今はそうではないようです。

教員に限ったことではありませんが、基本的に、希望する職種（仕事の種類）に関係のない資格や免許を取った場合、それを履歴書に記入すると、そのことを面接では突っ込まれて不採用にされることがあります。書類審査だと即返却でしょう。
特に独立開業できる資格（行政書士や司法書士など）だったら、将来は逃げてしまうだろうと思われて不採用になります。さらに、採用する側には、資格や免許を持っている人には多く給料をやらなければいけないという意識を持っている人もいるため、それではだめだということになると、これも不採用になります。

下手をすると、塾講師、予備校講師や、高校教員免許が使える専門学校教員（例えば、はりきゅうや整骨の専門学校の基礎科目担当教員）くらいしかなくなってしまうおそれもあります。

私は、中学と高校の数学と工業の教員免許をもち、工業の専門が電気科だったため、第３種電気主任技術者や第２種電気工事士ももっていますが、それらも就職ではやられました。アルバイトもそれでやられました。１０回面接でつっこまれてやられました。

あるコールセンターのアルバイトの面接の時にも、採用する側から、「教員免許があるなら、塾講師にいけばいいでしょう！」などと頭ごなしに怒鳴りつけられて不採用です。

最近の就職でも履歴書には、運転免許くらいしか書いていません。

就職情報誌や大学の就職セミナーでは、「希望する業種に関係のない資格でももれなく書いたら、評価が上がる」などといわれますが、私の経験から言うと、これらは、転職も含めた就職活動の経験が少ない人が勝手なことを書いているだけです。

Answer 2

ご自分のプラスになると思えるものならば、どんどん書くべきです。

ただ、仮に「何故、教員免許を取ったのですか？」というような質問をされたとき、答えられないようでしたら、書かない方が得策かと…。