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歴史の教師になりたいのですが。どんな方法がありますか?教員免許は持っていません。

歴史の教師になりたいのですが。どんな方法がありますか?教員免許は持っていません。私立大学の文学部外国文学科を卒業しているのですが、教員免許を持っていません。 しかし、どうしても歴史の教師になりたいと思っているのですが。日本史と世界史をさらに深く勉強して教員免許を取りたいのですが、どんな方法がありますでしょうか?通信制、科目等履修生、夜間等々東京都内でやっている歴史学科の事でご存知の方おられましたら、教えて下さい。また、40代でも、教員に採用されることは可能なのでしょうか? この点もご存知の方がおられましたら、教えて下さい。宜しくお願い致します。

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回答(5件)

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    40代では正規採用はほとんどないです。 教員免許法はこの10年で改正され、単位の要件も大幅に変わってます。 通信制での履修になり、高校地歴科と中学校社会科になりますが、現在40代だと免許法改正にひっかかって59単位をはじめから取り直しになります。 教育職員免許法は、改正により2000年(平成12年)4月から要件が変わっています。 ●中学校 教職に関する科目(教育学、教育心理学、社会科教育法、教育実習など):31単位 教科に関する科目(日本史および外国史、地理学と地誌、法律学と政治学、社会学と経済学、哲学と倫理学と宗教学):20単位 教科または教職に関する科目:8単位 教育実習は5単位(実習期間4週間) 7日間の介護等体験(2日は特別支援学校、5日は高齢者介護施設や母子福祉施設)が必要 59単位 ●高校(地歴科) 教職に関する科目(教育学、教育心理学、地歴科、教育実習など):23単位 教科に関する科目(日本史、外国史、人文地理学、自然地理学、地誌):20単位 教科または教職に関する科目:16単位 教育実習は3単位(実習期間2週間) 59単位 中学校の免許もとる場合は、教育実習は中学用の5単位の履修が必要となり、社会科教育法と地歴科教育法は科目の種類は違うため別々にとらなければなりません。 また、中学校社会科については、教科に関する科目にある、法律学と政治学、社会学と経済学、哲学と倫理学と宗教学について最低1単位以上とらなければなりませんが、こちらは高校では地歴科ではなく公民科(倫理、政治経済、現代社会)に該当する科目なので、地歴科の教科に関する科目に算入できず、余分に取らなくてはいけないことになります。 社会科教育法は最低4単位、地歴科教育法は最低4単位必要で、実際に中学校社会科と高校地歴科を両方とる際には、 80単位になります。 ほかの回答者の方が公民科についても触れられたのでその部分も付け加えると、高校の公民科の要件は、 ●高校(公民科) 教職に関する科目(教育学、教育心理学、地歴科、教育実習など):23単位 教科に関する科目(法律学と政治学(国際法と国際政治を含む)、社会学と経済学(国際経済を含む)、哲学と倫理学と心理学と宗教学):20単位 教科または教職に関する科目:16単位 教育実習は3単位(実習期間2週間) 59単位 という要件になり、さらに、公民科教育法4単位と、国際法や国際政治や国際経済や心理学が必要になり、中学社会と高校地歴を含めると、95単位近くになります。 さらに、中学と高校ともに共通した要件として、 日本国憲法、体育、情報処理、外国語が必要になり、それらは8単位必要になるので、 中学社会と高校地歴だと、90単位前後、高校の公民まで合わせてとると、105単位前後となってしまいます。 教育実習は、科目等履修生では認めていない大学が多いので、正規の学生として入学となります。 私が教員免許の取得の活動をしていた10年ほど前は、駒澤大学、専修大学、武蔵工業大学(現在、東京都市大学)、明治大学理工学部が学外の大学卒業者に対して教育実習の科目等履修生を認めていましたが、今はどうなっているかわかりません。教育実習の科目等履修生でも、大学に該当教科がない場合は、受け入れられない場合があるようです。 通信教育の大学だと、3年次編入学(慶応など大学によっては2年次編入学)となりますが、単位が多いため、仕事を持たずにやろうとしても3年はかかる可能性が高いです。 教員採用は、全体としては、年齢制限は35歳までのところです。 ほかの方もおっしゃっていますが、中学と高校と両方免許を取らないと条件は厳しいです。私立の中高一貫や公立の中等教育学校はアウトです。

  • まず、費用や時間のことからお話ししましょう。 教員免許を取るには基本的に大学へ通う必要があります。費用は通信制大学で50万円~、期間は最短2年ですが、仕事をしながらだと3~4年かかるケースも珍しくないようです。必要な単位数は取得する免許の数によって変わってきます。歴史を教えるのは、中学校では社会科、高校では地理歴史科です。どちらか一方なら70単位前後、両方を取ろうとすると80単位ほどになります。さらに高校公民(現代社会、倫理・政経など)も取るなら90単位以上必要です。なお、東京都の場合中高両方の免許を持っていないと受検できません。横浜市、川崎市は高校希望でも中学免許が必要です。 中学社会・高校地歴免許が取れる通信制大学については、下記のサイトで確認できます。 http://www.uce.or.jp/ 社会人が教員免許を取ろうとする場合、最大の難関が教育実習です。附属学校を持つ一部の大学などを除き、基本的に実習校は実習生の自己開拓です。40代ともなると教員に採用される見込みが低いと見なされ、実習受け入れを拒否されることもあるようです(たとえ母校でもです)。実習期間は高校免許なら2週間、中学校免許、または中高両方ならば3~4週間です。期間中は正規教員と同様に最低7時間45分拘束されますので、お仕事は休まざるを得ませんし、2~4週間の休暇が確保できなければ仕事と免許取得の二者択一を迫られることになります。さらに、中学校免許を取る場合には7日間の介護等体験も必要です。 無事に免許取得の目処がつけば、次の関門は教員採用試験です。正規教員になるには都道府県教委や政令市教委、私立学校が行っている教員採用試験に合格する必要があります。私立学校では若くて高学歴の人が好まれる傾向があり、40代の未経験者を採る学校はまず無いでしょう。そうなると残りは公立学校ですが、こちらは年齢制限が比較的緩く、40代でも受検できる自治体は多くあります。たとえば東京都の場合、「民間企業、官公庁、学校等において、常勤の職としての勤務経験が、通算して5年以上、又は1つの職場で継続して3年以上ある者」の場合59歳以下であれば受験可能です。 ただ、受検資格があることと、合格することは全く別次元の話です。先日、初任者研修(今年採用された教員の研修)を見る機会がありましたが、ざっと見たところ40代以上は2~3%いるかどうかという印象です。高校教員、特に地歴科は高倍率教科として知られており、競争倍率10~15倍は珍しくありません。最初は高校教員を目指していたのに、何度も採用試験に落ち、結局小学校免許を取って小学校教諭に志望替えする人を何人も見ています。 「免許を取り、試験に受かれば教員になれる」と文章で書くと簡単そうですが、実際には多くの時間と費用と大変な努力が必要な険しい道のりです。しかも、必ずゴールできるという確証もありません。今の職を捨て去る覚悟も必要かもしれません。それでも絶対に教員になりたいということでしたら、ぜひ頑張ってください。そうでなければ、歴史は趣味として楽しむ範囲にとどめておいたほうが良いでしょう。

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  • 今から高校の地歴の教員目指すなら、絶対やめた方が良いです。 はっきり言って無理です。

  • そもそも「歴史の教員」という職業はありません。あるのは高校の「地理・歴史」という免許です。この免許を取得すれば、日本史と世界史の授業を担当出来ますが、学校によっては地理の授業も担当しなければなりません。 さて、免許の取得方法ですが、高校教員の免許は大学でしか取得できませんし、教育実習の単位は科目等履修生で取ることはほぼ不可能です。ですので、通信であろうと通学であろうと、編入するしかありません。 次に、40代で採用されるかということですが、公立校の採用試験には都道府県によっては年齢制限の設けられているところがあります。ですので、年齢制限のない自治体でしたら受験することは可能です。採用されるかどうかは何とも言えませんが、あなたが極めて優秀なら可能性はゼロではないでしょう。ただ、先ほども述べたように、採用試験そのものを受験出来る自治体や回数が限られていますから、そういう意味では可能性は低いと言えるでしょう。

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