解決済み
数年前の簿記検定の教材は使えますか?試験の日まで後一カ月ちょっとしかありませんが、 簿記検定を受けたいと思っています。 2年前に買った簿記の教材があるのですが、 (「○日で受かる!簿記」という感じの本です。) それを使って勉強しても問題ないでしょうか。 できれば今年出ている教材を買った方がいいでしょうか? ちなみに3,2級を併願しています。 いい教材があればそちらも教えていただけたら嬉しいです。
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私は、簿記1級取得者です。 差し出がましい様ですが、来年2月に、再び日商簿記試験が行われますので、今年11月の試験においては、3級を専願して、確実に合格することをお勧めします(本質的に、ご本人がお決めになることですが)。 さて、本題に入りますが、基本的に、2年前の参考書でも問題はないです。 なぜなら、2005年に商法の一部が会社法に改正され、この時期に、会計の理論的基礎が、収益費用中心観から、資産負債中心観に移行しました。2006年以降出版の参考書は現行の資産負債中心観に基づき作成されていますので、基本的に問題ないです(但し、1級受験生は、僅かな会計基準の改定にも対応すべきですので、最新の参考書を手に入れることをお勧めいたします)。 しかし、次にお勧める参考書はすべてそろえても5,000円程度ですので、ご購入をお勧めいたします。TAC出版のよくわかる簿記シリーズの日商簿記3級合格テキストと合格トレーニング(各1冊、計2冊)を良書としてお勧めいたします。私は、簿記講師(簿記3級を教えています。)です。仕事上受講生の方から、質問を受けた場合に、答えられないときは、自宅で調べるのですが、重用しているのが、当該参考書です。当該参考書は累計250万部売れいている大手予備校の資格取得のための参考書なのですが、ただの試験のノウハウで終始するのでなく、会計処理に係る背景や根拠まで触れられているため、正確な理解を達成できます。また、合格トレーニングは、知識の定着を図るため、問題演習にご利用ください。 そして、できるだけ早いうちに、TACの日商3級129回の直前予想問題集を入手してください。3級は資格試験で、選抜試験ではありません。すなわち、出題論点が比較的決まっております。大手予備校は、傾向を知り尽くしておりますので、問題的中の精度が高いです。本番前に、当該予想問題集を何回も解いて、試験を迎えれば、似たような出題に対し、十分な対応が実現するはずです。因みに、日商2級対応の合格テキストとトレーニング、及び予想問題集も発売されておりますので、必要に応じて、ご購入をお勧めいたします。 最後に、健康に留意しつつ、勉強がんばってください。
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