警察官と国家公務員試験の繋がりは何ですか？ どういう意味があるのでしょうか？

Question

警察官と国家公務員試験の繋がりは何ですか？

どういう意味があるのでしょうか？

Answer 1

警察庁の国家公務員Ⅰ種（キャリア）またはⅡ種（準キャリア）に合格すると国家公務員の警察官。
各都道府県の警察官採用試験に合格すると地方公務員の警察官となります。
ちなみに警視庁は東京都の地方公務員の警察官です。
どういう意味があるのかと言えば、出世するスピードの速さの違いがあります。
警察庁の国家公務員Ⅰ種（キャリア）は警察学校の研修後に短期間で自動的に警部補となります。
警察庁の国家公務員Ⅱ種（準キャリア）は警察学校の研修後に短期間で自動的に巡査部長となります。
交番勤務はまずないです。各警察署に配属されます。
警察官採用試験に合格した警察官は警察学校の研修後も巡査のままです。
ほとんどが交番勤務です。巡査部長になるには学歴も関係してきます。
都道府県にもよりますが、一般的には
大卒は２年以上勤務したもので上司の推薦により巡査部長の昇任試験の受験資格が与えられます。
高卒は４年以上勤務したもので上司の推薦により巡査部長の昇任試験の受験資格が与えられます。
役職順は巡査＞巡査長＞巡査部長＞警部補＞警部＞警視
＞警視正＞警視長＞警視監＞警視総監＞警察庁長官です。
昇任試験は警部までです。警視以上になるには上司の推薦が必ず必要です。