建築・インテリアの業界でフリーでやっていくためには最低二級建築士の資格は必要ですか？ 構造を申請できないなどのメリット…

Question

建築・インテリアの業界でフリーでやっていくためには最低二級建築士の資格は必要ですか？
構造を申請できないなどのメリット・デメリットもおしえてください！

Answer 1

どういうポジションで業界に関わるかによると思います。
単にフリーでと言っても、やりたいことができるかどうかは内容によります。

建築設計・監理を業として報酬を得て行うには、建築士である必要があります。
一級建築士であれば、制限なくあらゆる建築物について設計監理をすることができます。
二級建築は、小規模な建築物（法で規定されている規模）の設計監理をすることができます。
建築士は構造計算を行うことが可能ですが、一定規模以上の建築物の場合には、構造一級建築士の手を借りなければなりません。建築設備についても同様です。その他、一定以下の規模・構造であれば、無資格でも設計が可能です。
また、業として行うためには建築士事務所を定めて登録しなくてはなりません。

インテリアの業界は仕事の内容が多種多様、多岐に渡るため、一概には言えませんが、法で定めた建築士の独占業務以外の部分であれば、無資格でも可能であると言えます。
資格としては、インテリアプランナー、インテリアコーディネーターなどがあります。

一般に、建築士の有資格者であれば、建築だけでなくインテリアも包括して自分で仕事ができます。無資格者では、場合によっては有資格者の協力を得なければならず、自分でできる仕事の範囲が狭まります。つまり、どのように関わっていきたいかによって、資格の必要性が出てくるのではないでしょうか？

どちらにしても言えることは、建築であれ、インテリアであれ、プロとして仕事をするのであれば、責任のある仕事をするのは当然ですから、デザインだけでなく建築関連法規も知る必要があります。プロとして対外的に信用してもらうという意味では、建築士などの資格を取るべきです。

仕事の幅を広げチャンスを増やすためにも、プロとしての信用を高めるためにも資格は有効です。ましてやフリーで仕事を取ろうと思ったら、必須でしょう。是非、資格にチャレンジし取得して活躍してください。

Answer 2

構造設計一級建築士の資格を持って設計事務所を自営している者です。最初の関門で最低でも一級建築士の資格を所持していないと、事実上仕事はできません。下請けでも無理でしょう。資格があっても仕事がない人は山ほどいます。あとはプラス実力。きちんと仕事できないと、次からはなくなります。

Answer 3

始めまして。

結論から言うと、資格は一切無くても仕事をしていくことは可能です。

申請は共同事業者などで資格を持っている人を見つけ、その人が出せば良いだけの話で、デザインをするのは素人でも構いません。

もし自分で独立してやる場合、建築士1級と2級では扱える規模が変わります。個人住宅くらいなら2級でも構いませんが、商業施設や集合住宅などの大きなモノの扱いたければ1級を取得した方が良いでしょう。

他に必要なのは、仕事をコンスタントに取れる実力と運、コネクションなどです。

コンペだけで生計を立てるのは非常に困難で、安定した仕事量をキープするには設計事務所や住宅メーカー、インテリア会社などの下請けになることでしょう。

実際、仕事量は異常に多いし収入は異常に少ないです。

知人は、大学院卒業後、有名設計事務所に勤務でしたが当時の収入を時給換算すると450円だったそうです。

超有名建築家でも、長者番付に名前が載ることは絶対にありません。

用は、こういう業界は資格うんぬんよりもその仕事が好きかという事が大事です。

実際に働いている人から、できるだけ多くの話を聞いて恐れを感じなければきっとうまくやっていけると思います。

参考になれば幸いです。