日本の司法試験や会計士試験は、なんでそんなに過保護なんでしょうか。就職難だとかなんだとかいって、試験制度を変えることにど…

Question

日本の司法試験や会計士試験は、なんでそんなに過保護なんでしょうか。就職難だとかなんだとかいって、試験制度を変えることにどんな意味があるのでしょうか。実力があれば問題ないはず。難関試験だというのなら、なおさら実力を試すための試験だということでよいのではないのですか。仕事を選ぶことは誰にとってもある意味リスクがあるのですから、資格試験をめざすことにそれなりの覚悟があって当然だと思います。試験に受かった人たちが、試験に受かったということそれだけであぐらをかけないことが、問題なのでしょうか。ご意見をお聞かせください。

補足

合格者の就職が難しいから試験制度を変えるという議論されていることに対する個人的見解で、とくに実際に制度が変わるのかどうかはよくわかりません。ただ、実際に会計士試験などでは、財務会計士という制度ができるとかできないとか。あまり興味はないので、特に調べていません。ただ、資格試験のあり方について、疑問をもっているだけです。

Answer 1

優秀な人材は保護されてしかるべきです。

１つずつ説明させていただきたいのですが，
試験と実務は別です。
実務家として優秀かどうかは，試験に通ったあとでなければわかりません。
詳しくは知りませんが，医師の試験でオペの腕ははかれないはずです。
司法試験はそうですが，実務家としての資格試験は基礎中の基礎しか問いません。
それなのに，試験にとおって優秀なんだから問題ない，というのは暴論です。
試験に通った者を，しっかりと教育・養成する必要があります。
試験に通っても弁護士や会計士としては，まだまだ半人前なのです。

次に，難関試験に合格した人には，相応の見返りが必要です。
学力が高いという優秀な点があるのに，
収入は並など，全く見返りがないのでは，優秀な人が目指そうと思わなくなってしまいます。
お金だけを動機としているわけではないのでしょうが，
責任感をもたせるためにも，相応の見返りは必要です。
ましてや，就職先がない，なんていうのでは，
優秀な人がどんどん目指さなくなり，最終的に困るのは国民です。
質問者様が弁護士等にお世話になったことはないかもしれませんが，
間違って自動車で人をひいてしまった，逆にひかれてしまったなど，
いつでもお世話になる可能性はあるのです。

そして，資格を目指す上で覚悟するべきなのは，
あくまで不合格のリスクまでのはずです。
合格しても就職がないことまでの覚悟を求めると，
前述のとおり目指す人のレベルが下がります。
就職できるか否かは，試験にとおる実力とは別なのは前述のとおりです。
試験では，まだ実務家としての能力を測定されていません。
これは少し余談ですが，難関国家試験に合格するような人は，
相当な努力家であり，合格しただけであぐらをかくような人はいません。
それなのに，就職できず，優秀な人材が社会に流れなくなってしまうのです。

就職先の問題では，特に公認会計士が深刻です。
合格後のルートをなんとかして確保しないと，レベルの低下は不可避です。
そのため，試験制度を変えて何とか就職を可能にしようという措置です。

弁護士や会計士という身近でない資格試験だから，
質問者様のような考えに至るのも無理はありません。
しかし，これを医師，歯科医，建築士などに置き換えてみれば，
合格後の雇用先がない場合に，想定される悲惨な状況は明らかだと思います。

Answer 2

私は文系資格なんて全廃でよいと思いますよ。

Answer 3

司法試験にしても公認会計士試験にしても、多大の時間とお金がかかり、他への就職の機会も捨てないと合格できないのが普通です。もし合格しても、実力をためす程度の価値しかもたないなら、そんな覚悟なんて正常な人はしないでしょう。

その結果、殆ど受験する人はいなくなるでしょう。現に、公認会計士試験に合格しても就職できないということで、新しい受験生が激減している。弁護士になっても借金抱えて就職も苦労するので、ロースクール入学希望者も激減している。

Answer 4

＞就職難だとかなんだとかいって、試験制度を変えることにどんな意味があるのでしょうか。

就職難で試験制度が変わったんですか？そのへんよく知らないので補足お願いします。