看護や助産師の演習について

Question

看護や助産師の演習について昔は、看護の演習では、導尿や、浣腸の演習があったと聞いたことがあります。裸で体をお互いに拭いたりも。
私は、将来助産師を目指したいと思っているのですが、
看護の時点で、そんな屈辱的なことわするのかと思うと…
助産師の演習では、内診とか、乳房マッサージとか、学生同士で、やらなければいけないのですか？

特に助産師演習の情報がほとんどないので
気になって仕方ありません。

体験談などありましたら教えてください。

Answer 1

看護師です。
１０年ちょっと前に看護大学を卒業したので、今はもう状況が変わってるかもしれないですけど・・・。
私は、実際の人間を対象に実習をしたのは、清拭、洗髪、臥床による食事介助、口腔清拭、採血、足浴、臥床患者のシーツ交換、寝衣交換、くらいでしょうか。
それも、どれも１回ずつやったくらいかなぁぁ・・・・
あとは、基礎実習や臨床実習の時に、看護師さんとペアでやらせてもらったり、見学したりしたくらいです。
助産師の資格も持ってるんですが、助産師実習は、すでに看護師実習である程度の知識や技術を学んでいるので、学内演習は講義が大半で後は臨床で実際の患者さんを対象に行いました。
内診や乳房マッサージは、出産の回旋モデルと同様に、さまざまなパターンのモデルがあって、それを使って友達同士で練習してから実習に行き、現場で、医師や看護師、助産師の立会のもと（もちろん患者さんの同意あっての上で）、内診や乳房マッサージ、乳頭矯正、悪露交換、陰部切開の消毒などをさせてもらいました。
助産師の資格をとる人は少ないので情報はなかなか得られないですよね。
友達同士でやるのは恥ずかしいし、今は、おそらく最低限のことしかやらないと思うんですけど、でも、実際に自分が実習に行く立場になったら友達同士でキャーキャー言いながら練習しあうのも楽しいものですよ（ある程度なら）。
昔と違って学生時代にほとんど練習せずに現場に出ることを不安がる学生さんや、現場の先輩看護師もいますが、今は大半の病院でプリセプターシップを導入しているので、学生時代は教科書に書かれている知識を隅から隅まで頭に叩き込んでおきさえすれば、実技は、就職した先の病院でちゃんと教えてもらえますよ。
私は看護師になって１０年を過ぎ、今は助産師ではなく看護師をしていますが、毎年、４月に何もできない初々しい新人さんが入ってき、２～３年目の先輩看護師が指導するので、大丈夫かなぁと心配になるんですけど、もう今の時期（７月）になると、新人のプリセプティーも教える立場のプリセプターも、ずいぶん大きく成長してますね。
助産師は特に、実技が大事なのである程度は学生同士で学んでおくと、自分自身が安心だと思いますが、いくら女の子同士でも恥ずかしいものは恥ずかしいですから、もし、質問者さんの学校にそういった実習があった場合でも、拒否して他の方法で学ぶ、というのも一つの手だと思います。「恥ずかしい」という感情があるからこそ、患者さんへの対応の時に患者さんの羞恥心を理解したり、プライバシーを守ってあげられるのだと私は思います。
とにかく、夢にむかって、頑張って下さいね。
応援しています！！
助産師は今の時代、とっても期待されていますよ。
私も子育てが落ち着いたら、また、助産師に戻りたいな、って思ってるんです★。

Answer 2

現在、国立大学医学部看護科4年です。

清拭や足浴、洗髪などは、お互いにやりあいます。
私の学校では清拭は手足や顔だけやって、実際に裸になることはありませんでした。
学校によるかもしれないですが・・・

導尿や浣腸などは陰部モデルというものがあります。陰部モデルをつけて、お互い練習するという感じです。
様々なモデル(陰部モデルや注射用、吸引用など)がありますので、技術に応じて使用し、練習します。

ちなみに、妊婦さんのモデルもあって、乳房マッサージなどはそのモデルでやりました。

Answer 3

経験者しかわからないし、経験者しか知りたいと思わない、マニアックな質問ですな。
僕は、大学病院で働く医者ですが、ご存じのとおり、大学病院は教育機関なんで、診療や治療の合間に学生指導にあたっています。
で、最近、気づいたんですけど、医者は、みんなれランクこそ違えど、６年生大学卒ですが、看護師や助産師って、中卒から大学院卒までいて、ぴんきりですよね。同時に、受けている教育がぜんぜん違うんですよ。
僕は、大学病院と同じキャンパスにある医学部看護学科に授業に行ったり、病棟で実習補助をしますが、大学の看護学生さんは、ほんと、何もできません。というか、学校では実技はなんにも習ってません。採血も注射も模型で１回のみ、導尿や清拭、陰部洗浄は模型で１回程度、あとは病棟実習で実際の看護師がやってるのを見学。手伝いもしません（させません）。なぜかマーゲンチューブだけは、くじではずれた学生が実験台になり研修医がいれてました。これはたぶん内科の指導医の趣味だと思いますね。
で、同時に、すぐ近くの看護学校に講義に行ってるんですが、ここじゃ、ほんとなんでもやってました。初日に学内見学をさせてもらったんですが、高校の衛生看護科（准看護師になる子達）では、ベッドに学生が寝てその子の体を２名の学生が拭く。もち、陰部も洗浄するけどこれは、あらかじめ下着の下に陰部模型をはいていてそれを洗ってました。中には男の陰部模型をつけてる子もいました。誤解を生まないようしたいですが、僕は学生さんの裸とかは見てませんので・・・。採血は何度も学生同士練習してたし、寝たままの食事介助や、乳がんの自己検診んども学生同士で楽しそうにやってましたよ。衛生看護科を卒業したら同じ校内にある専攻科に進学して正看護師になるらしいですがそこでも講義をやってるんですけど、同じように学生同士で何もかもやってました。

何が違うのか、と聞かれると困りますが、要は大学は、看護学科とは言え、男子学生も男性教員もたくさんいるけど、専門学校は女性が大半だからなんでもありなのか？？
あと、大学は机上の知識を大事にし、それをただ暗記するのではなく、理論や意味、裏付けなどとともに頭の中にしっかり叩き込んだ上で、実技は現場で自らの力で学ぶ、という感じだからでしょうかね。
助産師の専門学校は近くにないけど、うちの大学には助産師専攻科もあって、学生さんの話では、看護実習同様、学生同士の実習はないそうです。ただ、助産師になる学生は少ないので、自主的に仲の良い友達同士で練習はするらしいですが、まさか、自らの体を使った内診はしないでしょう。学生同士でも何らかの感染症の可能性も否定できないので、それらの感染を予防するために実技実習は控えているのだと、教授が言ってました。
参考までに。

Answer 4

早、１０年以上前の事になりますが、私たちは女子同士、体は拭きあいました。下半身は無かったですけど。 導尿は模型でした。 浣腸は臨床に出てからです。 採血はお互いにやりあいっこしました。 これは、点滴にしても臨床に出てから、新人同士練習したり、１０年以上たった今も時々新人さんに腕を貸します。 それよりも非日常な実習は鼻から胃まで管を通す練習をしました。 朝は食事抜きで来るのですが、これまた、苦しくて何度も おえーって なりました（笑） あと 家に帰ってから おむつで排泄をしてみるって宿題が後輩はあったそうで、割と良く聞く話です。 グループ間で笑いあいながらやればそれも良い思い出ですけどね。