しつこいスカウトマンの断り方を教えてください。 洋服の販売員をしているのですが、私が働いている店によく来るモデルの…

Question

しつこいスカウトマンの断り方を教えてください。

洋服の販売員をしているのですが、私が働いている店によく来るモデルのスカウトマンがしつこいです。
詐欺ではないみたいなのですが、興味ないし、モデルとはいえこれ以上働く気はありません。とにかくやりたくないです。
と、何度もお断りしているのに、めげずに何度もやって来ます。
上司にも相談してみましたが、頼りになりそうにありません。
一応客なので、お店の為にもあまり邪険にはできません。
どうすれば諦めてくれるでしょうか。アドバイスください。

Answer 1

こういう場合は、邪険にできないと言わず、強い態度も必要です。
客だからということですが、本当にトラブルになるようなら、そんなことは関係ありません。
円満な解決というのは、相手も誠意があってこそ成立する物です。
もし、誠意や常識がない相手には、毅然とした態度を採るしかありません。

上司には、スカウトマンに「営業妨害だ」と明言するよう強く要求するしかないと思います。
そのスカウトマンが幾ら買い上げているのか知りませんが、売り上げを優先し、従業員の人格や精神的苦痛を放置するのは、お店の責任ですよ。
その際に、従業員が精神的な苦痛なく、働けるようにすることは、雇用主の責任であることを伝えましょう。
そして、上司が「悪いのはスカウトマンで、自分（上司）は何もしてない」という考えを持っているなら、「責任を全うしない場合は、不作為の責任が生じる」と伝えましょう。
不作為という言葉を聞いたことがないのなら、一度、法律辞典で引いてみて下さい。
簡単に言えば「何もしないこと」ですが、法律、裁判などでよく使われる言葉です。
お堅い言葉には、それなりに深い意味があり、時には他人と戦うための武器にもなります。

それが聞き入れられない場合は、あなたが店を辞めざるを得ない。ただし、辞めるのは自身の意思ではなく、対策を取ってくれなかった上司の責任である。その責任については、弁護士に相談し、民事訴訟で訴える。

これらを一辺に上司にまくし立てると逆効果になったり、いざ、裁判に訴えても「あなたが上司を十分に説得する努力を払わなかったのでは？」と言われるかも知れません。
なので、相手の不作為を改善する努力を十分に尽くしたという「経緯」作りをしましょう。