c06_s4_h3 さんへ。 放射線技師の就職状況について。あくまで、4年制大学などの企業へ進出する場合でなく、一…

Question

c06_s4_h3 さんへ。

放射線技師の就職状況について。あくまで、4年制大学などの企業へ進出する場合でなく、一般病院へ就職する場合です。現在放射線技師国家試験の合格率は80％代で、毎年数百人の人が試験に落ちています。つまりこれは、放射線技師の人数が少し飽和状態ぎみだということなんですね。（逆の例：看護師の人数は不足しており、国家試験で落としている場合ではないので、合格率が非常に高いです。）
なので、放射線技師という仕事自体は、やや就職難にあるのです。

しかし今、放射線技師は女性が求められています。
大体の理由は私の知る限り2つです。

1つ目は今までの放射線技師さんが男性ばかりだった事。今日、医療の現場では患者さんの人権を大切にする体制が整ってきました。そんな中で、患者さんが医者を選ぶように放射線技師も選ぶようになってきたんですね。その内容が主に「女性の技師さんに検査してもらいたいです」というものなんです。下着１枚だったり上半身裸になって大きな機械のある薄暗い個室で検査するとなれば、女性の患者さんにとっては不安なんでしょう。なので、求人を見ていても女性が欲しいですと書かれている場合が多々ありました。

2つ目は数年前から乳がんの検診を行うことを政府が推進している事。これにより、マンモグラフィと呼ばれる乳がんの検査が盛んになりました。この検査を受ける人はほぼ全員が女性です。そしてこの検査では患者さんの乳房を扱い、場合によっては後ろから抱きつく格好になって乳房を検査台に固定します。つまり、男性の技師さんよりも女性の技師さんの方が適任なわけですね。
これに関して、ひとつの実話を上げておきます。ある男の新人技師さんがマンモグラフィ検診で女性の患者さんを担当していました。まだ仕事に慣れていなかった技師さんは「ふ・・服を、ぬい、脱いで。上半身裸になってく・・・ださい。」と、どもりながら＆きょどりながら患者さんに言ったり、乳房を扱う時なかなかうまくいかず触りまくったり、暑かったせいか患者さんに抱き着く格好になったときに息を耳元で「ハァハァ」言いながらやってしまったそうです。技師さんは一生懸命仕事をしていたのですが、患者さんは「訴えますよ！」と怒鳴りちらしてきたそうです。でも悪いのはすべて医療側となるので、その技師さんは上司（医師）からこっぴどく怒られ、しばらくノイローゼ状態になっていたそうです。

こんなわけで男子はさらに就職難に拍車がかかり、女子はプラマイゼロ、もしくはプラスに転じているという訳です。
お分かりいただけたでしょうか？＾＾

Answer 1

何が聞きたいの？？？