解決済み
キャリアカウンセラーとキャリアコンサルの職業上の違いがイマイチなのです。定義を調べると微妙に違うようにも感じたりするのですが、資格を取得する上でどちらを選択したらよいか迷っています。 例えば、カウンセラーだったら「キャリアカウンセラー」、コンサルだったら「キャリアコンサル技能士!?」検定名も違いますし、受講料も安くないので、非常に慎重になっております。 現在、教育機関で就職指導も携わっているのですが、自分のスキルアップの為も含めて勉強しようと思っています。 決定的な解答までいかなくても構いませんので、何かヒントとなる助言をよろしくお願いします。
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カウンセラーの趣旨は、本人意向をよく聞くことです。本当にしたいことを引き出すのが、キャリアカウンセラーです。一方、コンサルタントは、助言するのが仕事です。従って、このような仕事が向いているということまで助言します。 と言うのが、額面の話です。実態は、個人の能力次第です。ウィキペヂアの以下のページも参考にしてください。 なお、厚生労働省がらみの~~技能士は、それなりの権威もあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%88 質問者が教育機関で就職指導をされているとのことなので、もう少し補足します。 カウンセラー系(産業カウンセラー協会)等の資格では、傾聴が基礎となります。まず当人の本当にしたいことを、見出すというか自分に気付かせる。その上でマッチングを考える。 一方、人材派遣や資格の指導などを行っていた団体から生まれた資格は、とりあえず仕事ありきで、そこに人を当てはめるという指導的になる場合もあります。 さて、ご自身のスキルアップということで、もう少し議論させていただきます。個人と向き合う力をつけるなら、カウンセラー系の訓練を積むのも良いと思います。私の経験でも、(社)日本産業カウンセラー協会の講習会で、集中的に訓練を受け、自分もカウンセリングを受けたことは、人間が変わるレベルに至りました。 一方、キャリア・コンサルタント用のいろいろな書式などのツールは、知っていると便利ですが、使い方は自分で工夫する必要があります。 なお、キャリア・コンサルタントの勉強をしたからと言って、業界情報が入手しやすくなるかというと、それは疑問ですね。教育機関で仕事をされているなら、企業の採用担当などとの交わりを上手に行えば、かなり見えてくると思います。 最後に、言い過ぎかもしれませんが、これだけは言わせてください。一部のキャリア・コンサルタントの訓練では、クライアントを就職可能な仕事に押し込めるような説得法を教えることもあります。確かに、夢ばかり追い、地に足のついてない人に、現実を知らせ少しでも収入のある道に導くのは大切でしょう。しかし、安易に就職決定率を上げるために、とりあえずある求人先に押し込める。これではなく、本当の適正と、求人側の要求のマッチングを図ってほしいと願っています。
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