解決済み
七宝の装身具(アクセサリー)を作る、作家になりたいと思っております。 技術を習得する機関がありましたら教えてください。七宝に関してご存知の方がいらっしゃったらご教授願います 七宝焼きの装身具(一点もの)を作る、作家になりたいと思っております。 (特に有線七宝) 現状は、カルチャーセンターで週に1回教えてもらっている状況です。また、中古の電気炉(小型)を購入し、教室が無い日も自分で焼いてみたりしております。 始めてまだ一ヶ月なのですが、このペースで七宝を取得できるのだろうか、時間的にロス多いのではと考えております。 ネットで検索した作家さんの経歴を見ますと、基本技術をどなたかに教えて頂き、あとは独学で試行錯誤して習得されている方が数人いらっしゃいます。 ですが、やはり専門的な学校や育成する機関に入門して学ぶのが良いのかなとも考えております。 以前、東京の七宝店に問い合わせをして、現状は七宝業界自体なかなか厳しい状況であり、且つ釉薬の性質を理解し、肌で感覚をつかむのに10年従事しても足りない、等のことも教えて頂きました。こう行った事を踏まえそれでも、作家を目指したいのですが。。 (他に彫金の技術も必要になると考え、やはり週1回ペースで彫金教室にも通っております)
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難しいご質問なので見送ろうかと思いましたが、回答が付かないようなのでご参考までにということで・・・。 七宝を専門に教えているところ(専門学校のような教育機関)は無いと思います。美術や工芸、アクセサリーを教える専門校で付随的に講師を招いて教えているところは有りますが、七宝は装飾技法の一つ・・金属への着色法の一つというくくりにされてしまうことが多いので「かじる程度」で終わってしまうようです。 仮に七宝専門の教室などで習ったとしても、自分が思うような結果を得られるようになるまでは繰り返しの練習しかないというのが実情です。思うような発色、思うような雰囲気・・すべて自分の感覚との照らし合わせの繰り返しです。そこに来て、七宝の作業は時間が掛かるというのが難点で、よほど集中的にそればかりをできる環境でないと「ものにする」というのは困難です。 有線を教えているところは少ないんじゃないかと思いますよ。工芸家の先生などの中には気の良い方も多いですから、自宅から行ける範囲内に七宝作家の方(あまり贅沢は言わずに条件にかなうなら当たってみるべきです)がいれば、電話で「お話を聞かせていただけないでしょうか」と頼んでみてください。優しい先生なら「解らないことが有ったら、また来ても良いですか?」と聞けばOKしてくれると思います。 あと、普段心がけることとしては絵を描くことです。デッサンでも何でも、絵を描く習慣を付けることは大切です。七宝は基本的には描画ですから。 それと、偶然性は頼らないこと。 七宝など熱によるものは、たまたま偶然に良いものができることも有ります。それで満足しないこと。むしろそれは非とする気持ちを持った方が良いです。作家を目差すなら、自分が作ろうと思ったものを作れなければ駄目です。作ろうと思ったものでないものが出来たら、それは失敗です。 とにかく一人、先生を見付けてください。その先は自ずと見えてくるはずです。
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