解決済み
問屋と会社の設けなどについて問屋業について質問です。 問屋なのですが甲という会社から注文を受けて 商品を納品する事になります。 問屋なので仕入れ先に注文をして 数が多い場合などは、仕入先が甲会社に商品を持っていきますよね で、質問ですが甲会社は仕入れ先と直接契約した方が 安く買えるわけですよね? 何で問屋を通すんですか? その後に問屋を通さずに仕入先と何で契約をしないのでしょうか?
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問屋というのは今でいう商社ですよね。 簡単に理由は3つほど。 ①まずメーカー(仕入先)は早く現金を 回収したい。しかしユーザーはできるだけ 遅くお金払いたい。このギャップを商社である 問屋が調整するのです。ビジネス用語でいうなら 仕入先には月末締めで翌月払い、お得意先(ユーザー) には月末締めの翌月起算120日手形など ②与信管理です。仕入先はもしユーザーが倒産した場合 現金を回収できません(破産した場合は裁判所に従います)。 しかしユーザーが倒産しても商社(問屋)からお金を回収できます ので安心できるのです。特に大企業(1部上場企業が直接有言会社 と取引しませんよね。悪い言い方ですがきちんとお金払ってくれるかな~? という疑心があるのです。だから三菱商事さんとか三井物産とか大手商社 を挟み、二次問屋などのルートができるのです。これを「流通」と呼びます。 ③最後はあまり関係ありませんが仕入先の営業マンも限りの人数で行って いるので全部のユーザーに目が届きません。それらを商社(問屋)の営業マン に代理を頼むわけです。 以上から問屋(商社)はよく代理店といいますよね。又①や②のリスクが あるから手数料(マージンや口銭といった言葉)をとり販売するのです。 全部の産業にはこれらの「流通」のしくみができています。
色々理由があります。 ①コスト面 その商品だけで考えれば、高くなりがちですが、 色々な商品をまとめて注文することで 全体としてみれば安くなることもあります。 ②流通面 納期管理が容易になります。 いくつもの会社へ納期遵守の知らせをするのは 結構面倒であり、リスクがあります。 ③仕入先(メーカー)の問題 販売拠点をあまりもっていないなどで エンドユーザーへの対応をしていられない会社に 変わって、問屋が動いてくれます。 人を正社員として雇うと売上が落ちたとき 大変です。そこを問屋が担っています。
問屋はA、B、C、D、Eというメーカーの商品すべて取り扱えます。 購買側に取っては口座をひとつにできることで発注や支払いなど とても楽で事務コストが安くなります。 これがA~E各メーカーにそれぞれ注文していると非常に煩雑に なり事務コストが高くなります。 またメーカーのエンドユーザーへの価格と問屋への卸価格は 異なります。もし問屋を通して商売をしながら一方でどこかの エンドユーザーと直で問屋の価格以下で商売していたことが 分かると非常にもめます。 またメーカーも各エンドユーザーへ直接営業をかけてもAという 1アイテム(特に単価の安いもの)だけでは非常に効率が悪い ので営業を代行してくれる問屋は非常にありがたい存在なのです。
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