解決済み
●SAT Special Assault Team 直訳すると特殊急襲部隊ですが、警察組織における正式な部隊名は、単に「特殊部隊」です。 テロ犯罪、クーデター、ハイジャック、要人人質立てこもり事件等で、犯人を強行に鎮圧・確保することを主軸にした部隊です。 SATがある都道府県警察は以下のとおり。 警視庁、大阪府警察、北海道警察、千葉県警察、神奈川県警察、愛知県警察、福岡県警察、沖縄県警察 ●SIT Special Investigation Team 正式名称は「特殊犯捜査係」 全国の都道府県警察本部、刑事部捜査第一課に設置されている係で、拳銃立て籠り、人質立て篭もり事件や誘拐事件、オレオレ詐欺の大規模捜査等の捜査を主軸に担当しています。 SATとの違いは、 ・日常の訓練 ・編成隊員の平均年齢が高い(SAT除隊者もいる) ・携帯武器の種類と装備の種類。 ・捜査にも関わりながらも重装備で強行突入する場合がある。 ・SATが対テロを主とした鎮圧の特殊部隊であるなら、SITは「対凶悪犯」の捜査および突入班。 ・都道府県警察によって名称が異なる。 SIT、STS、ART、TST、HRT など。 ・SATがない府県では、SATと同じようなこともする。 よくSATとSITは混同されますが、上記のような違いがあります。
警備部管轄と刑事管轄
部署の違いまた、創設時に想定された事案の違いかと思われます。SAT は警備部の所属、機動隊のトップ(?)にあり主な対処事案は日本赤軍のような交渉不可能なテロ組織によるハイジャック等に対処するために創設されたそうです。 対してSIT は刑事部の所属、いわゆるデカのエリート(?)に当たると思われます。想定される主な対処事案は現金目当ての立て籠り、誘拐、企業恐喝等になります。よくドラマ等で被害者家族に犯人から電話がかかってきて逆探知がどうとかもっと引き伸ばしてとかやり取りしているのがSIT だと思っていただければイメージしやすいかと。ちなみに誘拐等で犯人からの電話を被害者家族の兄弟に成り済まし交渉に当たることもあることから女性捜査官も所属しているとのことです。
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