ワンマンな経営者と戦ってきた同僚が､経営者のあまりのひどさに堪忍袋の緒が切れ､辞めようとしています｡

Question

ワンマンな経営者と戦ってきた同僚が､経営者のあまりのひどさに堪忍袋の緒が切れ､辞めようとしています｡

同僚は､経営者以外に(今の環境や仕事が好きで､天職だと感じているそう)不満はないため､状況をよくする為､従業員の為に不利益を被りながらも今まで経営者に対して､正してほしいこと､改善提案などをしていました｡

経営者は､自らの誤った方針で､会社が傾いた事に反省の感はなく､全て同僚に被せ､同僚の言葉で悔い改めて謝罪する､改心する､立て直すために頑張ったり､従業員を労ったりという事もありません｡

同僚としては､辞めても気掛かりで何も手につかないだろうが､もう経営者に対して､精神的に受け付けられなくなっていて､話すことも､顔を見るのも嫌だとも話していました｡

それを踏まえて･･･｡

①同僚が気持ち良く続けていくために出来ることはどんなことがあるか｡

②経営者として相応しい姿を解ってもらう､従業員のことを考えてもらう､改心させる､上記の事を気にするようになってもらうには､どのようなことができるか｡

アドバイスお願いします｡

Answer 1

人間には自分の自由になることと、自分の自由にならないことがあります。自分の自由になることならば、努力して変えてゆけますが、自分の自由にならないことならば、ある程度割り切って考えなければなりません。
多くの人は、自分の自由にならない部分で、一生懸命に悩み、逆に、自分の自由になる部分、自分が努力によって変えてゆける部分については、手をつけず、何もしないでいます。こういう生き方が非常に多いのです。
自分の自由にならないものの最たるものは、他人の気持ち、感情です。これは、ほんとうに自由にならないところがあります。他人にアドバイスをすることはできますが、それで相手を変えることができるとは限りません。
しかし、自己の感情は、自分で統御することができます。
例えば、友人と喧嘩をした場合、自己の感情をコントロールすることは完全に自己の領域です。相手に対して、どういう考えをするかは、１００％自分の自由なのです。
一方、相手については、「自分は、言うべきことは言い、伝えることは伝えた。これ以上はできない」ということであれば、「あの人は、これが魂の糧となって、きっとよくなるだろう。あの人にとって、これはやがてプラスになっていくだろう」ということを信じることです。
１０年間、その人のことをうらみ、悪口を言い続けるか。１日で忘れ、その人を許してしまうか。それは自分自身の領域です。
自己の感情については、自分で完全に掌握し、コントロールしていく必要があるのです。

いくら理屈の上で、同僚の方が正しいことを言ったとしても、経営者の方が考え方を変えるとは限りません。経営者の方が自ら経営責任を認めようとしない限り、説得することはできません。
逆にその同僚の方が経営者の立場をどれだけ理解していたかということを考えてみる必要があります。
特に経営者の方は年配の方が多いので、顔を潰されることを嫌う傾向があります。
まずは経営者の顔を立てて、上手に遠まわしに注意をしないと、その方の立場は危ういものになるでしょう。

Answer 2

お疲れ様でした。
苦労されている様子で私も似たような境遇であった時期があるので良く解ります。

経営者の年齢は知りませんが、残念ながら40を過ぎると改心する事はよほどの事が無い限りありません。
人間の精神構造上仕方ない事なのでどうしようもないです

①ですが、気持ち良く続けるというより受けるストレスを軽減する方向に考えた方が良いかと思います。
経営者に、〇〇だから▲▲等と良く説明する・性格を分析して上手く乗せる等、手綱を握ってやるように余裕を持って接してはどうでしょう。

②ですが、資本主義の中で非常に難しいです。
経営者と従業員が仲良く馴れ合う…確かに絵面は良いですが、会社が一定以上の規模になると問題です。
一定以上の規模になった場合はやはり上下関係という物は必要で、経営者と従業員はある程度の軋轢を生じさせる程度が丁度良いのです。

従業員の意見ばかりを通し過ぎると従業員は快適ですが、いずれ立ち行かなくなります。
逆も然りですね。

少し調べるとしくみが解りますし、調べなくとも察して頂けるかと思いますから詳細は割愛します。
(スペースも足りませんし。)

私の場合は思慮が浅はかで、正しいと考えていた主張が間違いだった事がありまして。
経営者の方も色々内情や様々な要素の兼ね合いがありますからこちらも余裕を持って接したい所です。